MENU

ファンケル・アテニアの情報漏えい、自分は対象?漏れた項目【10月16日公式発表】

ファンケル・アテニアの情報漏えい、自分は対象?漏れた項目【10月16日公式発表】

「ファンケルやアテニアのオンラインショップで情報が漏れたらしいけれど、自分も対象?」「パスワードやクレジットカードは大丈夫?」「何をすればいい?」と気になっている方に向けて、株式会社ファンケルと株式会社アテニアの公式発表に書かれていることだけを整理しました。内容は、2026年10月16日に両社が公表した「第三者による不正アクセスに伴う個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」の原文を、2026年10月17日に確認したものです。公式発表に書かれていないことは「公式発表に記載なし」と明記しています。

【結論】ファンケルとアテニアは2026年10月16日、両社のECサイトが2026年10月3日から10月10日までの間に不正アクセスを受け、両社が保有する会員情報の一部が「外部に漏えいしたことを確認」したと公表しました。

  • 対象はファンケル会員情報 393,785件(368,184名)とアテニア会員情報 441,162件(417,312名)。2社の件数の和は834,947件です(名寄せした人数ではありません)
  • 漏えいした情報は、メールアドレス・氏名・住所・電話番号・生年月日・性別・お客様番号・サブメールアドレスとそのパスワード(ハッシュ化されたもの)・本人認証質問項目(回答は含まない)・ポイント情報などの会員登録情報
  • メインのパスワードとクレジットカードなどの決済情報は対象外。対象の方には登録メールアドレスへ順次個別に連絡。問い合わせはファンケル/アテニア共通専用ダイヤル 0120-333-600(10月17日9時開設・9時〜17時・土日祝日を含む)

ほかの企業の公表も含めた全体像は、2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧(毎日更新)にまとめています。

目次

自分は対象?公式発表でわかること早見表

公式発表は「両社が保有する会員情報の一部が外部に漏えいしたことが判明いたしました」としていて、「可能性」ではなく「判明」「確認」という表現です。対象者について書かれているのは次の範囲です。

知りたいこと公式発表に書かれていること
対象ファンケル会員情報・アテニア会員情報(両社が保有する会員情報の一部)
ファンケルの件数393,785件、368,184名
アテニアの件数441,162件、417,312名
2社の合計公式発表に合計の記載はない。件数を足すと834,947件(2社の件数の和)。両社の両方に登録している方がどれだけいるかは公式発表に記載なし
漏えいの状態「両社が保有する会員情報の一部が外部に漏えいしたことを確認しました」
対象者への知らせ方「対象となるお客様には、調査結果を踏まえ、順次個別にご登録のメールアドレス宛にご連絡いたします」
自分が対象かを調べるページ公式発表に記載なし(照会ページの案内はない)
退会済みの方・店舗だけで購入している方公式発表に記載なし(漏えいした項目に「店舗でのご購入の有無」はあるが、会員以外の扱いへの言及はない)
二次被害「本件に起因すると考えられる不正利用や二次被害は確認されておりません」
問い合わせ先ファンケル/アテニア共通専用ダイヤル TEL 0120-333-600(10月17日9時より開設・受付時間 9時〜17時・土日祝日を含む)/Eメール center@fancl.co.jp

お知らせは、ファンケルのニュースリリース一覧と、アテニア公式オンラインショップの「アテニアからのお知らせ」に、2026年10月16日付で掲載されています。本文はPDFで、ファンケル掲載版(PDF)とアテニア掲載版(PDF)は同じ文面です(両社連名)。

「メールが来ない」場合は?

公式発表は、対象の方に「調査結果を踏まえ、順次個別に」登録メールアドレス宛に連絡するとしています。いつまでに送り終えるか、メールが届かない場合にどうするか、メールの送信元アドレスや件名は、公式発表に記載がありません。気になる場合は、公式発表に書かれた共通専用ダイヤル(0120-333-600・9時〜17時・土日祝日を含む)か、center@fancl.co.jp に問い合わせるのが確実です。電話番号やメールアドレスは、届いたメールやSMSに書かれたものではなく、公式発表のPDFで確かめてください。

なお、公式発表には報道関係者向けの問い合わせ先も載っていますが、会員の方の問い合わせ先は「お客様からのお問合せ」の共通専用ダイヤルとEメールです。

何が漏れた?公表された項目と件数

公式発表の「2.影響範囲および漏えいした情報」には、ファンケル会員情報の【対象となる情報】として次の項目が挙げられ、アテニア会員情報の【対象となる情報】は「同上」とされています。項目ごとの件数や、会員ごとに含まれる項目が違うかどうかは公式発表に書かれていません。

項目(公式の表記)補足
メールアドレス―
氏名・住所・電話番号―
生年月日・性別―
お客様番号―
サブメールアドレスおよびそのパスワード(ハッシュ化されたもの)「一部の方が設定されているハッシュ化された2次パスワードであり、そのままでは読み取りできない情報です」(公式の注記)
本人認証質問項目「回答は含みません」(公式の注記)
その他の会員登録情報ポイント情報、会員ステージ情報、メールマガジン配信希望の有無、店舗でのご購入の有無

メインのパスワードは「対象外」

公式発表は、漏えいしたサブメールアドレスのパスワードについて「一部の方が設定されているハッシュ化された2次パスワードであり、そのままでは読み取りできない情報です。なお、メインのパスワードは対象外です」と注記しています。ハッシュ化とは、パスワードをそのまま保存せず、元に戻しにくい形に変換して保存する方法です。

クレジットカードなどの決済情報は「含まれておりません」

公式発表は「クレジットカードなどの決済情報は、今回の対象となった情報には含まれておりません」としています。

漏れた項目ごとに気をつけたい連絡

公式発表の「3.お客様へのお願い」は「今回漏えいした個人情報が、なりすましメールやフィッシング詐欺などに悪用されるおそれがあります」としています。項目ごとに整理すると次のとおりです(「公式」と書いたもの以外は一般的な注意点です)。

漏えいした項目考えられる連絡注意すること
メールアドレス・サブメールアドレスなりすましメール・フィッシング詐欺(公式)心当たりのないリンクや添付ファイルを開かない(公式)
電話番号不審なSMS・電話(公式)SMSのリンクを開かない(公式)。知らない番号には出ない・折り返さない
住所ファンケル・アテニアを名乗る郵便物や訪問届いた書面の連絡先ではなく、公式発表の窓口で確かめる
氏名・生年月日・性別・お客様番号名前やお客様番号を書いて本物らしく見せる連絡名前や番号が合っていても本物とは限らないと考える
ポイント情報・会員ステージ情報「ポイント失効」「ステージ特典」などを話題にした連絡届いた連絡のリンクからではなく、ブックマークした公式サイトから確かめる
パスワード・カード情報を聞く連絡パスワードやカード番号の入力・回答を求める連絡「両社からパスワードやクレジットカード情報などをお尋ねすることはありません」(公式)

メール・SMS:リンクを開かず、公式サイトから確かめる

公式発表は「不審なメール、SMS、電話などには十分ご注意いただき、心当たりのないリンクや添付ファイルを開かないようお願いいたします」としています。

警察庁も「電子メールやSMS内のリンクを安易にクリックせず、あらかじめ公式サイトを「お気に入り」や「ブックマーク」に登録しておいたり、公式アプリを活用するなどして正しいサイトに接続するようにしてください」としています(警察庁「フィッシング対策」)。ポイントや注文を確かめたいときは、届いたメールのリンクではなく、ブックマークしたファンケル・アテニアの公式サイトから開くのが安全です。

電話:知らない番号・国際電話番号に注意

電話番号が漏えいした情報に含まれているため、心当たりのない番号からの着信には出ない・折り返さないのが基本です。警察庁は特殊詐欺対策として「犯人が使う国際電話番号などをアプリでブロックする対策が有効です」としていて、無料のアプリを警察庁・SOS47 特殊詐欺対策(推奨アプリ)で紹介しています。

見慣れない番号の見分け方は電話番号の桁数一覧(10桁・11桁・12桁・13桁の見分け方)、検索しても出てこない番号の調べ方は迷惑電話番号の検索・調べ方、+81から始まるSMSは8180・8190・8170の電話やSMSは何?にまとめています。うっかり出てしまった・折り返してしまった場合は国際電話に出てしまったときの対処法、海外からの着信を止めたい場合は国際電話の着信拒否と国際電話不取扱受付センターの申し込み手順を参考にしてください。

今やること(公式の案内を順番に)

公式発表の「3.お客様へのお願い」と【本件に関するお問い合わせ先】から、利用者がすることを順に並べると次のとおりです。

  1. 登録メールアドレスへの連絡を確かめる:「対象となるお客様には、調査結果を踏まえ、順次個別にご登録のメールアドレス宛にご連絡いたします」
  2. 不審な連絡に注意し、リンク・添付を開かない:「不審なメール、SMS、電話などには十分ご注意いただき、心当たりのないリンクや添付ファイルを開かないようお願いいたします」
  3. パスワードやカード情報を聞かれても答えない:「両社からパスワードやクレジットカード情報などをお尋ねすることはありません」
  4. パスワードを定期的に更新する:「お客様におかれましては、定期的なパスワードの更新をお願い申し上げます」
  5. わからないことは共通専用ダイヤルへ:TEL 0120-333-600(10月17日9時より開設・受付時間 9時〜17時・土日祝日を含む)/Eメール center@fancl.co.jp

公式発表のパスワードに関する案内は「定期的なパスワードの更新」で、今回の件を理由にした変更期限や、再登録などの手続きは書かれていません(2026年10月17日確認時点)。

一般的な対策(公式の案内ではないもの)

以下は公式発表の案内ではなく、会員情報が漏れた場合に一般的に考えられる対策です。

  • 同じパスワードの使い回し先を見直す:メインのパスワードは対象外とされていますが、サブメールアドレスに2次パスワードを設定していた方で、同じパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、そちらを別のパスワードに変えておくと安心です。警察庁も「ID、パスワードはサイトごとに違うものを登録するようにしてください」としています(考え方はパスワード流出の真相と安全対策)
  • ほかのサービスの「秘密の質問」も意識しておく:本人認証質問項目は「回答は含みません」とされています。ほかのサービスで同じ質問と答えを使っている場合も、答えを聞き出そうとする連絡には応じないでください
  • カードの利用明細を見ておく:決済情報は対象に含まれていないと公表されていますが、心配な場合はカード会社のアプリや会員サイトで明細を確かめておくと安心です
  • 「お詫び」「補償」「ポイント付与」を名乗る連絡に応じない:補償やお詫びの品について、公式発表には記載がありません(次の章を参照)。名乗る連絡が届いても、リンクから情報を入力しないでください

補償・お詫びはある?

公式発表には「お客様、お取引先様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」というお詫びの文言があります。一方で、補償・お詫びの品・ポイントの付与などについては、2026年10月16日の公式発表に記載がありません。

「お詫びのポイントを受け取るにはログインを」「補償の手続きにカード番号が必要」といった連絡が届いても、本文のリンクから情報を入力しないでください。発表があれば、ファンケルのニュースリリースやアテニアのお知らせで確かめるのが安全です。

個人情報の取り扱いに関する事業者への苦情や、個人情報保護法の制度についての質問は、個人情報保護委員会「個人情報保護法相談ダイヤル」(03-6457-9849・9:30〜17:30、土日祝日と年末年始を除く)でも受け付けています。

経緯・原因と公表の履歴

公式発表は「1.事案の経緯と対応」で、「2026年10月15日(木)に実施した内部調査により、同年10月3日(土)から10月10日(土)までの間に、ファンケルおよびアテニアのECサイトが不正アクセスを受けていたことが判明しました」としています。判明当日に緊急対策本部を設置し、「被害拡大防止のため、原因となった機能を特定し、その機能を停止しました」としています。

原因については「外部からの不正アクセス」という表現で、どの機能が原因だったかや手口は、「さらなる被害の拡大を防止するため、サイバー攻撃の詳細については開示を差し控えさせていただきます」として公表されていません。また「現時点で、本件以外の不正アクセスおよびマルウェア感染は確認されておらず、当社の事業活動・サービスへの影響はありません」としています。

漏えいした情報について、公式発表は「現時点において、漏えいした情報が不特定多数に公開された事実、不正利用された事実、ならびにお客様からのお申し出は確認されておりません」としています。2026年10月16日に、個人情報保護委員会と警察への報告・相談を行ったとしています。

日付公表・出来事
2026年10月3日(土)〜10月10日(土)ファンケルとアテニアのECサイトが不正アクセスを受けていた期間
2026年10月15日(木)内部調査で不正アクセスが判明。同日、緊急対策本部を設置。調査の結果、会員情報の一部の漏えいを確認し、原因となった機能を停止
2026年10月16日個人情報保護委員会と警察へ報告・相談。両社連名で「第三者による不正アクセスに伴う個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」を公表
2026年10月17日 9時ファンケル/アテニア共通専用ダイヤル(0120-333-600)の開設(公式発表での予定)

公式発表は「今後、新たに公表すべき事実が判明した場合には、速やかにお知らせいたします」としています。2026年10月17日に確認した時点で、ファンケルのニュースリリース一覧とアテニアのお知らせに、この件の続報(第2報など)は出ていません。原因となった機能を停止した日時は、公式発表に書かれていません。

ほかの事案(同じ時期に公表された情報漏えい)

ECサイト・アプリの会員情報の事案はアエナの情報漏えい(閲覧された項目)やバーガーキングアプリの情報漏えい、同じ10月に公表された会員情報の事案はローソンIDの不正アクセスや銀のさら(ライドオンエクスプレス)の情報漏えいでも、公式発表をもとに整理しています。そのほかの事案は2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧で確認できます。

よくある質問

ファンケル・アテニアの情報漏えいで、自分が対象かどうか確認する方法はありますか?

A. 自分が対象かを調べる照会ページの案内は、公式発表にありません。公式発表は、対象となるお客様には調査結果を踏まえ、順次個別に登録メールアドレス宛に連絡するとしています。わからない場合は、ファンケル/アテニア共通専用ダイヤル(0120-333-600・9時〜17時・土日祝日を含む)か、center@fancl.co.jp で問い合わせできます。

パスワードやクレジットカード情報は漏れましたか?

A. 公式発表では、メインのパスワードは対象外で、クレジットカードなどの決済情報も対象となった情報に含まれていないとしています。漏えいしたのは、一部の方が設定しているサブメールアドレスのハッシュ化された2次パスワードです。

何件の情報が漏れて、どんな項目が含まれていますか?

A. ファンケル会員情報 393,785件(368,184名)、アテニア会員情報 441,162件(417,312名)です。2社の件数の和は834,947件です。項目は、メールアドレス、氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、お客様番号、サブメールアドレスとそのパスワード(ハッシュ化されたもの)、本人認証質問項目(回答は含まない)、ポイント情報などの会員登録情報と公表されています。

今すぐ何をすればいいですか?

A. 公式発表は、不審なメール、SMS、電話などに十分注意し、心当たりのないリンクや添付ファイルを開かないよう案内しています。両社からパスワードやクレジットカード情報などを尋ねることはないとしていて、定期的なパスワードの更新もお願いしています。

補償やお詫びのポイントはありますか?

A. 2026年10月16日の公式発表には、お詫びの文言はありますが、補償やお詫びのポイントについての記載はありません。補償やポイントを名乗る連絡が届いても、本文のリンクから情報を入力せず、公式サイトで確かめてください。

あわせて読みたい:同じ10月16日に公表されたコミックシーモアの会員情報流出

あわせて読みたい:ヤマト運輸「クロネコ代金後払い」の情報漏えい、自分は対象?

まとめ

  • ファンケルとアテニアは2026年10月16日、両社のECサイトへの不正アクセスで、両社が保有する会員情報の一部が外部に漏えいしたことを確認したと公表した
  • 対象はファンケル会員情報 393,785件(368,184名)・アテニア会員情報 441,162件(417,312名)。2社の件数の和は834,947件(名寄せした人数ではない)
  • 不正アクセスは2026年10月3日から10月10日までの間で、10月15日の内部調査で判明。原因となった機能は停止済みで、サイバー攻撃の詳細は開示を差し控えるとしている
  • メインのパスワードとクレジットカードなどの決済情報は対象外。漏えいしたのはサブメールアドレスのハッシュ化された2次パスワード(一部の方)など。補償の記載はない
  • 公式の案内は、不審なメール・SMS・電話に注意し、心当たりのないリンクや添付ファイルを開かないこと。問い合わせは共通専用ダイヤル 0120-333-600(9時〜17時・土日祝日を含む)

この記事は、2026年10月16日の公式発表(2026年10月17日確認)で書いています。続報で内容が変わる可能性があるため、続報が出た場合はファンケル・アテニアの公式サイトのお知らせを優先してください。

出典

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次