DCMマイボの情報漏えい、自分は対象?75万人の項目【10月30日公式発表】

DCMマイボの情報漏えい、自分は対象?75万人の項目【10月30日公式発表】

「マイボ(DCM会員)に登録しているけれど、自分の情報は対象?」「何が漏えいしたの?」「10月13日に発表された件と同じ話?」と気になっている方に向けて、公式発表に書かれていることだけを整理しました。内容は、DCMホールディングスが2026年10月27日に公表した第1報と、10月30日に公表した第2報「メール配信委託先ユミルリンク株式会社で発生した不正アクセスによる個人情報の漏えいに関するお詫びとお知らせ」の原文を、2026年11月2日に確認したものです。公式発表に書かれていないことは「公式発表に記載なし」と明記しています。

【結論】DCMホールディングスは2026年10月30日、会員サービス「マイボ」のメール配信に使っていたユミルリンクの「Cuenote FC」への不正アクセスで、会員753,272人(10月29日時点)の個人情報が外部に漏えいしたことを確認したと公表しました。

  • 10月27日の第1報では「漏えいした可能性がある」としていましたが、10月30日の第2報で「漏えいを確認」に変わりました。項目はメールアドレス・会員ID・氏名・性別・生年月・居住都道府県(登録のない項目は含まれず、422人はメールアドレスと会員IDのみ)です
  • パスワード・クレジットカード情報・ポイント残高や利用履歴は対象外で、会員サービスは「これまでどおりご利用いただけます」としています。二次被害は確認されていないとしています
  • 対象者には10月30日から mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp からメールで個別に連絡。問い合わせはコンタクトセンター 0570-069-868(9:00~18:00)またはお問い合わせフォーム。10月13日公表の「マイボ」会員情報システムへの不正アクセス(419人分)とは別の事案です
目次

自分は対象?公式発表でわかること早見表

第2報は、「その後の調査により、会員さまの個人情報が外部に漏えいしたことを確認いたしました」としています。対象は「会員サービスにメールアドレスを登録した会員さまのうち、753,272人」で、メールアドレスを登録したすべての会員ではなく、そのうちの753,272人という書き方です。対象者と会員への案内について書かれているのは次の範囲です。

知りたいこと公式発表に書かれていること
対象になる人会員サービス(マイボ。11月1日から「DCM会員制度」)にメールアドレスを登録した会員のうち、753,272人(10月29日時点)
漏えいの状況第1報(10月27日)「漏えいした可能性がある」→第2報(10月30日)「漏えいを確認」
対象者への連絡10月30日から、メールマガジンと同じ「mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp」からメールで個別に連絡。メールマガジンの配信設定にかかわらず、対象のすべての会員に送る
自分が対象かを調べる方法照会ページの案内は公式発表に記載なし(2026年11月2日確認)。判断に迷う場合は問い合わせ窓口へ
メールが届かない場合公式発表に記載なし
退会した人公式発表に記載なし
パスワード・カード情報対象外(メール配信には使っていないため)
ポイント残高・利用履歴対象外(同上)。会員サービスは「これまでどおりご利用いただけます」
二次被害「現時点において、本件による個人情報の不正利用などの二次被害は確認されておりません」
補償公式発表に記載なし
問い合わせ先お問い合わせフォーム、またはマイボ(DCM会員)コンタクトセンター 0570-069-868(ナビダイヤル)受付 9:00~18:00(年末年始を除く)

原文は、DCMホールディングス「メール配信委託先ユミルリンク株式会社で発生した不正アクセスによる個人情報の漏えいに関するお詫びとお知らせ(第2報)」(PDF)で読めます。第1報は10月27日のお知らせ(PDF)です。今後、知らせるべき新たな事実が判明した場合は速やかに知らせるとしています。

問い合わせ窓口

窓口連絡先受付
お問い合わせフォーム第2報に記載の https://co.myvot.fun/enquiry/ (2026年11月2日確認時は membership.dcm-hldgs.co.jp/enquiry/ へ転送)公式発表に記載なし
マイボ(DCM会員)コンタクトセンター0570-069-868(ナビダイヤル)9:00~18:00(年末年始を除く)

第2報は、不審なメールについて「判断に迷われた場合は、下記窓口までお問い合わせください」としています。なお、11月1日のリニューアルのお知らせでは、問い合わせ窓口の名称が「マイボコンタクトセンター」から「DCM会員コンタクトセンター」に変わり、電話番号は同じ0570-069-868と案内されています。

10月13日の「マイボ」の件とは別の事案

DCMホールディングスは10月13日にも「マイボ」に関する漏えいを公表していますが、第1報・第2報ともに「2026年10月13日にお知らせした「マイボ」の会員情報を管理するシステムへの不正アクセスとは、別の事案です」と明記しています。公式発表に書かれている違いは次のとおりです。

区分今回(10月27日第1報・10月30日第2報)10月13日公表の事案
不正アクセスを受けたところメール配信の委託先ユミルリンクの「Cuenote FC」(当社グループが利用していた環境)株式会社マイボフェローズが運営する「マイボ」の会員情報を管理するシステム
人数753,272人(10月29日時点)419人分(「現時点で把握しているもの」で、引き続き精査)
項目メールアドレス、会員ID、氏名、性別、生年月、居住都道府県会員番号、メールアドレス、会員ステータス、会員ステージ、保有ポイント数、失効予定ポイント数および失効予定日
含まれないものパスワード、クレジットカード情報、ポイント残高や利用履歴など氏名、住所、電話番号、生年月日、パスワード、クレジットカード情報
対象者への連絡mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp からメールで個別に連絡(10月30日から)株式会社マイボフェローズ(info@myvot.fun)からメール等で順次個別に連絡

10月13日のお知らせによると、こちらは9月21日に会員情報を管理するシステムへ「通常とは異なる多数のアクセス」があり、10月8日にアクセス記録を点検して第三者による不正アクセスが判明したもので、10月9日から「マイボアプリ」のすべてのサービスを一時停止したとしています(10月13日のお知らせ(PDF))。どちらの事案の対象かによって、届く連絡の差出人も異なります。

何が漏えいした?公表された項目と人数

第2報の「2.漏えいした会員情報」には、次のように書かれています。

区分内容
人数753,272人(10月29日時点)
漏えいした項目メールアドレス、会員ID、氏名、性別、生年月、居住都道府県(登録のない項目は含まれない)
一部の会員422人は、メールアドレスと会員IDのみが対象
対象の範囲会員へのメール配信に使っていた情報に限られる
含まれていないものパスワード、クレジットカード情報、ポイント残高や利用履歴など(メール配信には使っていないため)

項目は「生年月」で、生年月日の「日」までは含まれていない書き方です。住所(都道府県より細かいもの)や電話番号は、項目に挙げられていません。第2報は「本件の対象は、会員の皆さまへのメール配信に使用していた情報に限られます」と説明しています。

漏えいした項目ごとに気をつけたいこと

DCMホールディングスは「会員の皆さまへのお願い」として、本件に便乗した不審なメールやSMSへの注意を呼びかけています。ここでは公式の案内を先に示し、そのうえで一般的に気をつけたいことと、satimo.orgの関連記事をまとめます。

メールアドレス・氏名:DCMやマイボを名乗るメールに注意

第2報は「心当たりのないメールに記載されたURLや添付ファイルは開かず、そのまま削除してください」としています。また、「当社グループから、パスワードやクレジットカード番号をお尋ねすることはございません」と明記したうえで、「差出人の表示は偽装されることがあるため、4.(1)に記載のアドレスからのメールであっても、パスワードやクレジットカード番号などの入力を求める内容には応じないでください」としています。つまり、差出人が mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp と表示されていても、それだけで本物とは判断できないという案内です。

一般的には、氏名・性別・生年月・居住都道府県が一緒に漏えいしていると、名前で呼びかけたり、住んでいる地域や年代に合わせた内容にしたりして、本物らしく見せるメールが作られるおそれがあります。名前が正しく書かれていても、それだけで本物の連絡とは限りません。

会員ID:ログインやポイントを口実にした連絡に注意

会員IDの悪用について、第2報に具体的な案内はありません。パスワードは対象外とされています。一般的には、会員IDを示して「ポイントが失効する」「確認が必要」などと案内し、偽のサイトでパスワードやカード番号を入力させようとする手口に注意が必要です。ログインや残高の確認は、メールのリンクからではなく、自分で開いた公式サイトや公式アプリから行う方法があります。

電話・SMS:便乗した連絡に注意

電話番号は今回の項目に含まれていませんが、第2報は「本件に便乗した不審なメールやSMSが届くおそれがございます」としています。第1報でも「当社グループから、メールや電話でパスワードやクレジットカード番号をお尋ねすることはございません」としています。知らない番号からの着信やSMSが気になる場合は、次の記事も参考になります。

今やること(公式の案内と一般的な対策)

公式が案内していること(順番に)

  1. 10月30日から mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp から送られている個別連絡のメールを確かめる(メールマガジンの配信設定にかかわらず、対象者全員に送るとしています)
  2. 心当たりのないメールに記載されたURLや添付ファイルは開かず、そのまま削除する
  3. 差出人の表示は偽装されることがあるため、上記のアドレスからのメールでも、パスワードやクレジットカード番号などの入力を求める内容には応じない
  4. 判断に迷う場合は、お問い合わせフォームか、コンタクトセンター 0570-069-868(9:00~18:00、年末年始を除く)に問い合わせる
  5. 第2報はパスワードの変更を求めていません(パスワードは対象外としています)。会員サービスは「これまでどおりご利用いただけます」としています。

    一般的な対策(公式の案内ではないもの)

    次の内容は今回の公式発表に書かれている案内ではなく、メールアドレスや氏名などの漏えいが公表されたときに一般的に行われている対策です。

    補償・お詫びはある?

    第1報・第2報には会員へのお詫びの言葉はありますが、金銭的な補償などの対応については公式発表時点で記載なしです(2026年11月2日確認)。対象者には10月30日からメールで個別に連絡しているとしています。

    経緯・原因と公表の履歴

    第2報によると、ユミルリンクは2026年10月16日に「Cuenote FC」への不正アクセスを確認し、10月19日に公表しました。この時点では、DCMグループに影響があるとの報告はなかったとしています。10月26日、ユミルリンクから、DCMグループが利用していた環境からも漏えいの可能性があるとの報告を受け、10月27日に第1報を出しました。その後、10月29日にユミルリンクから、DCMグループが利用していた環境のデータが「外部に持ち出されたこと」と対象となる会員の範囲について報告を受け、内容を確認したうえで10月30日に第2報を出しています。

    原因について、第2報は「不正アクセスの具体的な原因については、ユミルリンク社において調査を継続しております」としています。第1報は「本件において、当社グループのシステムへの不正アクセスは確認されておりません」としています。

    日付公表・出来事
    2026年10月16日ユミルリンクが「Cuenote FC」への不正アクセスを確認
    2026年10月19日ユミルリンクが公表(この時点でDCMグループへの影響の報告はなし)
    2026年10月26日ユミルリンクから、DCMグループが利用していた環境からも漏えいの可能性があるとの報告
    2026年10月27日DCMホールディングスが第1報(漏えいした可能性がある・対象者は確認中)
    2026年10月29日ユミルリンクから、利用環境のデータが外部に持ち出されたことと対象の範囲について報告
    2026年10月30日第2報(漏えいを確認・753,272人)。対象者へメールで個別に連絡を開始。個人情報保護委員会へ報告したとしている(報告日の記載なし)
    2026年11月1日「マイボ」が「DCM会員制度」に名称変更(リニューアルのお知らせ)

    第2報で更新された点は、第2報自身が表にしています。漏えいの状況が「漏えいした可能性がある」から「漏えいを確認」へ、対象の会員が「確認中」から「753,272人(10月29日時点)」へ、対象者への連絡が「順次ご連絡する予定」から「10月30日よりメールで個別にご連絡」へ変わりました。個人情報保護委員会への報告は、第1報では「ユミルリンク社と調整のうえ、速やかに報告いたします」、第2報では「報告いたしました」となっています。

    ユミルリンク側の説明は、第2報が案内しているユミルリンク「当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(最新情報)」で確認できます。2026年11月2日に確認した時点では「2026.10.26 17時更新」の第二報が掲載されており、「Cuenote FC」について「ライブラリの脆弱性により、49システムで情報漏洩が発生」と説明しています。DCMの環境がどのような経路で不正アクセスを受けたかは、DCMの公式発表には書かれていません。

    ほかの事案(同じ委託先に関連する公表など)

    ユミルリンクのメール配信サービスへの不正アクセスに関連する公表は、ほかの企業からも出ています。たとえばガンダムベース会員の情報漏えい(漏れた項目)も、公式発表をもとに整理しています。同じ時期に公表されたMyBRANDSの情報漏えい(項目と窓口)などを含め、そのほかの事案は2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧(毎日更新)で確認できます。

    よくある質問

    マイボの情報漏えいで、自分が対象か確認する方法はありますか?

    A. 公式発表には、自分が対象かどうかを調べるページの案内はありません(2026年11月2日確認)。DCMホールディングスは、10月30日から対象の会員に「mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp」からメールで個別に連絡しているとしています。メールマガジンの配信設定にかかわらず、対象となるすべての会員に送るとしています。判断に迷う場合は、お問い合わせフォームかコンタクトセンター(0570-069-868、9:00~18:00)に問い合わせられます。

    漏えいしたのはどの情報ですか?

    A. 第2報は、メールアドレス、会員ID、氏名、性別、生年月、居住都道府県としています(登録のない項目は含まれません)。422人はメールアドレスと会員IDのみが対象です。対象は753,272人(10月29日時点)で、10月27日の第1報では「漏えいした可能性がある」としていましたが、10月30日の第2報で「漏えいを確認」としました。

    パスワードやクレジットカード、ポイントは大丈夫ですか?

    A. 第2報は、パスワード、クレジットカード情報、ポイント残高や利用履歴などはメール配信には使っていないため、本件の対象には含まれないとしています。会員サービスは「これまでどおりご利用いただけます」としています。

    10月13日に発表されたマイボの漏えいと同じ件ですか?

    A. 別の事案です。第1報・第2報ともに、10月13日にお知らせした「マイボ」の会員情報を管理するシステムへの不正アクセスとは別の事案だと明記しています。10月13日の事案は419人分(会員番号・メールアドレス・保有ポイント数など)で、連絡は株式会社マイボフェローズ(info@myvot.fun)から届くとされています。

    DCMを名乗るメールが来たらどうすればいいですか?

    A. 第2報は、心当たりのないメールに記載されたURLや添付ファイルは開かず、そのまま削除するよう呼びかけています。DCMグループからパスワードやクレジットカード番号を尋ねることはなく、差出人の表示は偽装されることがあるため、mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp からのメールであっても、パスワードやクレジットカード番号などの入力を求める内容には応じないよう案内しています。

    まとめ

    • DCMホールディングスは、会員サービス「マイボ」(11月1日から「DCM会員制度」)のメール配信に使っていたユミルリンクの「Cuenote FC」への不正アクセスについて、10月27日の第1報で「漏えいした可能性がある」、10月30日の第2報で「漏えいを確認」と公表
    • 対象は753,272人(10月29日時点)。項目はメールアドレス・会員ID・氏名・性別・生年月・居住都道府県(422人はメールアドレスと会員IDのみ)。パスワード・カード情報・ポイント残高や利用履歴は対象外で、二次被害は確認されていない
    • 対象者には10月30日から mail-magazine@dcm-hldgs.co.jp からメールで個別に連絡。ただし同じアドレスからでも、パスワードやカード番号の入力を求める内容には応じないよう案内。照会ページと補償の記載はなし
    • 10月13日公表の「マイボ」会員情報システムへの不正アクセス(419人分)とは別の事案。問い合わせはフォームかコンタクトセンター 0570-069-868(9:00~18:00)

    この記事は、2026年10月30日のDCMホールディングスの公式発表(第2報)までの情報(2026年11月2日確認)で書いています。続報が出た場合は公式のお知らせを優先してください。

    出典

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