「MyBRANDSに登録していたけれど、自分の情報は対象?」「どんな情報が漏えいしたおそれがあるの?」「パスワードは変えたほうがいい?」と気になっている方に向けて、公式発表に書かれていることだけを整理しました。内容は、求人サイト「MyBRANDS」を運営する株式会社iDAが2026年10月30日に公表した「MyBRANDSへの不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれについて(お詫びとお知らせ)」の原文を、2026年11月1日に確認したものです。公式発表に書かれていないことは「公式発表に記載なし」と明記しています。
【結論】iDAは2026年10月30日、求人サイト「MyBRANDS」のサーバー環境に第三者による不正アクセスがあり、登録した求職者と企業の担当者の情報が外部に漏えいしたおそれがあると公表しました。
- 対象はMyBRANDSに登録した人(退会した人を含む)で、10月30日時点で最大 約13万5千件(アカウントの数)。項目は氏名・メールアドレス・電話番号・登録したプロフィール(職歴など)・ログイン用のパスワード(変換した値)等で、クレジットカードや銀行口座の情報は含まれていません
- iDAは、MyBRANDSと同じパスワードをほかのサービスで使っている場合は、そちらを変更するよう求めています。MyBRANDSでの手続きは不要です。情報が悪用された事実(二次被害)は確認されていないとしています
- 対象者には10月30日から順にメールで知らせるとしています。問い合わせはメールのみで、求職者はMyBRANDS 事務局(mybrands-inquiry@ida-mode.com)、企業の担当者は企業様窓口(mybrands-inquiry-biz@ida-mode.com)
📋 2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧(毎日更新)
公式発表のあった事案を386件掲載。自分が対象かどうかは、各事案の「自分は対象?」の記事で確認できます。
直近の公表:
自分は対象?公式発表でわかること早見表
iDAのお知らせは、登録した求職者と企業の担当者の情報が「外部に漏えいしたおそれがあることが分かりました」としています。漏えいが確定したとは書かれておらず、見出しも「漏えいのおそれがある情報」です。送られたデータの中身は確認できていないため、預かっていた情報を「すべて対象としてお知らせしています」と説明しています。対象者と利用者への案内について書かれているのは次の範囲です。
| 知りたいこと | 公式発表に書かれていること |
|---|---|
| 対象になる人 | MyBRANDSに登録した人(退会した人を含む)。登録した求職者と企業の担当者の両方 |
| 対象外のサービス | 「iDA(ida-mode.com)」や「MyBRANDS新卒」など、MyBRANDS以外のサービスは今回の不正アクセスの対象ではない |
| 件数 | 2026年10月30日時点で最大 約13万5千件(アカウントの数) |
| 対象者への連絡 | 「対象の皆様には、本日から順にメールでお知らせします」(お知らせは10月30日付) |
| メールが届かない場合 | 「メールが届かない方もいらっしゃるため、このお知らせでもお伝えしています」。メールが届かない場合の個別の照会方法は記載なし |
| 退会した人 | 対象に含まれる(「退会された方を含みます」) |
| 自分が対象かを調べる方法 | 照会ページの案内は公式発表に記載なし(2026年11月1日確認)。登録した人(退会者を含む)の情報をすべて対象として公表 |
| クレジットカード・銀行口座 | 「クレジットカードや銀行口座の情報はお預かりしておらず、含まれていません」 |
| 二次被害 | 「現時点で、情報が悪用された事実(二次被害)は確認されていません」 |
| 補償 | 公式発表に記載なし |
| 問い合わせ先 | メールのみ(24時間受け付け)。求職者:MyBRANDS 事務局 mybrands-inquiry@ida-mode.com/企業の担当者:MyBRANDS 事務局(企業様窓口)mybrands-inquiry-biz@ida-mode.com |
お知らせの原文は、株式会社iDA「MyBRANDSへの不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれについて(お詫びとお知らせ)」で読めます。新たに知らせるべきことやサービス再開の時期は、このページで知らせるとしています。
MyBRANDSのサービスは使える?
iDAは、MyBRANDSのサービスを停止しており「安全を確認できるまで再開しません」としています。2026年11月1日に確認した時点で、MyBRANDS公式サイトは「ただいまサービスを一時停止しております」と表示し、「安全にご利用いただくためのシステム点検に伴い、【10月21日(水)20:00】よりサービスを一時停止しております」「再開の日時は、決まり次第このページでお知らせいたします」と案内しています。
問い合わせ窓口
| 対象 | 窓口 | 連絡方法 |
|---|---|---|
| 求職者 | MyBRANDS 事務局 | メール mybrands-inquiry@ida-mode.com |
| 企業の担当者 | MyBRANDS 事務局(企業様窓口) | メール mybrands-inquiry-biz@ida-mode.com |
お知らせによると、本件の問い合わせは「応募先やスカウトを受けた企業ではなく、MyBRANDS 事務局へメールで」とされています。受け付けは24時間で、返信は順に送るとしています(多い場合は時間がかかることがあるとしています)。問い合わせは「ご登録のメールアドレスからお送りください」とされ、そのアドレスが使えなくなっている場合は、その旨を書き添えて問い合わせるよう案内しています。電話窓口は公式発表に記載がありません。
何が漏えいしたおそれがある?公表された項目と件数
お知らせの「2.漏えいのおそれがある情報」には、MyBRANDSに登録した人(退会した人を含む)の、次の情報が書かれています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 件数 | 2026年10月30日時点で最大 約13万5千件(アカウントの数) |
| 漏えいのおそれがある項目 | 氏名、メールアドレス、電話番号、登録したプロフィール(職歴など)、ログイン用のパスワード(変換した値)等。「ご登録の内容によって異なります」 |
| 含まれていないもの | クレジットカードや銀行口座の情報(預かっていないため) |
| 暗号化について | 氏名・メールアドレス・電話番号・住所は暗号化して保存していたが、暗号を解くための鍵も取得されたおそれがある |
件数は「最大」で、人数ではなく「アカウントの数」です。項目の最後に「等」とあり、登録内容によって異なるとされています。また、お知らせの「3.当社の対応」では、氏名・メールアドレス・電話番号・住所を暗号化して保存していたものの、「暗号を解くための鍵も取得されたおそれがある」としています。暗号化されていても、中身を読める状態になっている可能性があるという説明です。
漏えいのおそれがある項目ごとに気をつけたいこと
iDAは「皆様へのお願い」として、パスワードの変更と、本件に便乗した不審なメール・電話・SMSへの注意を呼びかけています。ここでは公式の案内を先に示し、そのうえで一般的に気をつけたいことと、satimo.orgの関連記事をまとめます。
ログイン用のパスワード:同じパスワードを使っているサービスを変更
お知らせは「MyBRANDSと同じパスワードをほかのサービス(企業のご担当者様は社内のシステムも)でお使いの場合は、そちらを変更してください」としています。漏えいのおそれがあるのは「変換した値」で、パスワードそのものではありませんが、iDAは使い回し先の変更を求めています。MyBRANDSでの手続きは「必要ありません」とされています(サービス自体が停止中です)。
一般的には、同じパスワードを複数のサービスで使っていると、どこか1か所から漏れたときにほかのサービスにも不正にログインされるおそれがあります。変更するときは、サービスごとに別のパスワードにし、二段階認証が使えるサービスでは設定しておく方法があります。パスワードの一般的な考え方はパスワード流出の真相と今すぐできる安全対策で解説しています。
メールアドレス:お詫びメールを装ったフィッシングに注意
お知らせは、本件についてのiDAからのメールは問い合わせ先と同じアドレスから送っており、「リンクは載せていません」としています。また、「ログインのコードやパスワード、金銭のやりとりに関わることをお聞きすることはありません」と明記しています。リンクが入っているメールや、ログインのコード・パスワード・お金の支払いを求めるメールは、この説明と食い違うことになります。届いたメールが本物か迷った場合は、お知らせのページの内容と照らし合わせて確かめてください。
電話番号・氏名:MyBRANDSや求人企業を名乗る電話・SMSに注意
お知らせは「本件に便乗した不審なメール・電話・SMSにご注意ください」としています。一般的には、名前を呼ばれたり、転職活動や応募先を知っているような話し方をされたりしても、それだけで本物の連絡とは限りません。登録したプロフィール(職歴など)も漏えいのおそれがある項目に含まれているため、職歴や応募の話を持ち出す連絡でも、すぐに個人情報やお金の話に応じないことが大切です。知らない番号からの着信は、出る前に番号を調べたり、着信拒否を設定したりできます。
- 知らない番号の調べ方:迷惑電話番号の検索・調べ方(総務省の公開情報で確認する手順)
- 番号の桁数で国内・海外を見分ける:電話番号の桁数一覧(10桁・11桁・12桁・13桁はどこから?)
- 海外からの着信を止めたい:国際電話の着信拒否はできる?(国際電話不取扱受付センターの申し込み手順)
- うっかり出てしまった・折り返してしまった:国際電話に出てしまったら?折り返し・留守電・料金の対処法
プロフィール(職歴など):個人情報を知っている連絡に注意
プロフィールの悪用について、公式発表に具体的な案内はありません。一般的には、職歴や勤務先などを知っていることを理由に信用させようとする連絡で、個人情報や支払いを求められた場合、その場で応じず、公式のお知らせに載っている窓口に問い合わせて確かめる方法があります。
今やること(公式の案内と一般的な対策)
公式が案内していること(順番に)
- MyBRANDSと同じパスワードをほかのサービス(企業の担当者は社内のシステムも)で使っている場合は、そちらを変更する。MyBRANDSでの手続きは不要
- 本件に便乗した不審なメール・電話・SMSに注意する。iDAからのメールには「リンクは載せていません」、ログインのコードやパスワード、金銭のやりとりに関わることを聞くことはない、とされています
- iDAから届くメール(10月30日から順に送付)を確かめる。届かない場合もあるため、公式のお知らせページも確かめる
- 問い合わせは、応募先やスカウトを受けた企業ではなく、MyBRANDS 事務局へ登録したメールアドレスからメールで送る(求職者 mybrands-inquiry@ida-mode.com/企業の担当者 mybrands-inquiry-biz@ida-mode.com)
一般的な対策(公式の案内ではないもの)
次の内容は今回の公式発表に書かれている案内ではなく、メールアドレス・電話番号・パスワードなどの漏えいのおそれが公表されたときに一般的に行われている対策です。
- メールやSMSのリンクからログインせず、公式サイトや公式アプリから確かめる。警察庁は「電子メールやSMS内のリンクを安易にクリックせず、あらかじめ公式サイトを「お気に入り」や「ブックマーク」に登録しておいたり、公式アプリを活用するなどして正しいサイトに接続するようにしてください」としています(警察庁「フィッシング対策」)
- 心当たりのない番号からの電話には出ない・折り返さない。SMSに書かれた番号に電話をかけない
- パスワードを変更したサービスでは、ログイン履歴に身に覚えのないものがないかを確かめる
- 不審な電話・SMSで困ったときは、警察相談専用電話「#9110」(政府広報オンライン)、お金のトラブルや契約の相談は消費者ホットライン「188」(消費者庁)が使えます
- 個人情報の取り扱いについて相談したい場合は、個人情報保護委員会「個人情報保護法相談ダイヤル」(03-6457-9849・9:30~17:30、土日祝日及び年末年始を除く)も使えます
補償・お詫びはある?
iDAのお知らせには、登録者へのお詫びの言葉はありますが、金銭的な補償などの対応については公式発表時点で記載なしです(2026年11月1日確認)。対象者には10月30日から順にメールで知らせるとしています。
経緯・原因と公表の履歴
お知らせによると、原因は「第三者による不正アクセス」です。MyBRANDSのサービスの停止中に脆弱性への対応を進めていたところ、2026年10月21日〜22日に、委託先で使っていたクラウドの管理用の鍵(アクセスキー)が第三者に不正に使われ、複製したデータベースから外部へデータが送られた記録があることが、10月26日に分かったとしています。アクセスキーが使われるに至った経路は書かれていません。iDAは委託先とともに原因の調査を進め、再発防止に取り組むとしています。
| 日時 | 公表・出来事 |
|---|---|
| 2026年10月21日(水)20:00 | MyBRANDS公式サイトの表示では、この日時から「システム点検に伴い」サービスを一時停止 |
| 2026年10月21日〜22日 | 委託先で使っていたクラウドの管理用の鍵(アクセスキー)が第三者に不正に使われ、複製したデータベースから外部へデータが送られる |
| 2026年10月26日 | 上記の記録があることが分かる |
| 2026年10月30日 | iDAが「MyBRANDSへの不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれについて(お詫びとお知らせ)」を公表。対象者へのメールでの連絡を順に開始するとしている |
iDAは個人情報保護委員会へ報告し、警察に相談しているとしています(報告・相談の日付は書かれていません)。2026年11月1日に確認した時点で、本件の続報は出ていません。新たに知らせるべきことや再開の時期は、お知らせのページで知らせるとしています。
ほかの事案(同じ時期に公表された情報漏えい)
同じ日に公表された事案はRAGTAGの情報漏えい(流出の可能性と窓口)や無印良品の情報漏えい(流出の可能性と窓口)でも、公式発表をもとに整理しています。そのほかの事案は2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧(毎日更新)で確認できます。
よくある質問
MyBRANDSの情報漏えいで、自分が対象か確認する方法はありますか?
A. 公式発表には、自分が対象かどうかを調べるページの案内はありません(2026年11月1日確認)。iDAは、MyBRANDSに登録した人(退会した人を含む)の情報をすべて対象として公表し、対象者には10月30日から順にメールで知らせるとしています。メールが届かない人もいるため、お知らせのページでも伝えているとしています。問い合わせは、求職者は MyBRANDS 事務局(mybrands-inquiry@ida-mode.com)へメールで受け付けています。
漏えいのおそれがあるのはどの情報ですか?
A. 公式発表は、氏名、メールアドレス、電話番号、登録したプロフィール(職歴など)、ログイン用のパスワード(変換した値)等としています(登録内容によって異なります)。件数は10月30日時点で最大 約13万5千件(アカウントの数)です。漏えいが確定したものではなく「おそれ」としての公表です。クレジットカードや銀行口座の情報は預かっておらず、含まれていないとしています。
パスワードは変更したほうがいいですか?
A. 公式発表は、MyBRANDSと同じパスワードをほかのサービス(企業の担当者は社内のシステムも)で使っている場合は、そちらを変更するよう求めています。MyBRANDSでの手続きは必要ないとしています。MyBRANDSのサービスは停止中で、安全を確認できるまで再開しないとしています。
iDAの求人サイトやMyBRANDS新卒も対象ですか?
A. 公式発表は、「iDA(ida-mode.com)」や「MyBRANDS新卒」など、MyBRANDS以外のサービスは今回の不正アクセスの対象ではないとしています。
MyBRANDSを名乗るメールや電話が来たらどうすればいいですか?
A. 公式発表は、本件に便乗した不審なメール・電話・SMSに注意するよう呼びかけています。iDAからの本件のメールは問い合わせ先のアドレスから送っていてリンクは載せておらず、ログインのコードやパスワード、金銭のやりとりに関わることを聞くことはないとしています。こうした内容を求める連絡には応じず、お知らせのページの内容と照らし合わせて確かめる方法があります。
まとめ
- iDAは2026年10月30日、求人サイト「MyBRANDS」のサーバー環境に第三者による不正アクセスがあり、登録した求職者と企業の担当者の情報が外部に漏えいしたおそれがあると公表。iDA(ida-mode.com)やMyBRANDS新卒など、MyBRANDS以外のサービスは対象外
- 対象は登録した人(退会した人を含む)で、最大 約13万5千件(アカウントの数)。項目は氏名・メールアドレス・電話番号・プロフィール(職歴など)・ログイン用のパスワード(変換した値)等。暗号を解くための鍵も取得されたおそれがある。クレジットカードや銀行口座の情報は含まれず、二次被害は確認されていない
- 10月21日〜22日に委託先のクラウドのアクセスキーが不正に使われ、10月26日に判明。個人情報保護委員会へ報告し、警察に相談。照会ページの案内と補償の記載はなし
- 同じパスワードを使っているほかのサービスは変更を。問い合わせはメールのみで、求職者は mybrands-inquiry@ida-mode.com、企業の担当者は mybrands-inquiry-biz@ida-mode.com
この記事は、2026年10月30日のiDAの公式発表までの情報(2026年11月1日確認)で書いています。サービスの再開時期などは今後お知らせのページで案内されるため、続報が出た場合は公式のお知らせを優先してください。
📋 2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃 一覧(毎日更新)
公式発表のあった事案を386件掲載。自分が対象かどうかは、各事案の「自分は対象?」の記事で確認できます。
直近の公表:
出典
- 株式会社iDA「MyBRANDSへの不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれについて(お詫びとお知らせ)」(2026年10月30日・2026年11月1日確認)
- MyBRANDS公式サイト(サービス一時停止のお知らせ)(2026年11月1日確認)
- 警察庁「フィッシング対策」/政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ」/消費者庁「消費者ホットライン」/個人情報保護委員会「個人情報保護法相談ダイヤル」

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