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Zabbixの基本機能を図解で解説!パッシブチェックとアクティブチェックの違いとは?

お疲れ様です。satimoです。

Zabbixの監視方法で重要なパッシブチェックとアクティブ監視について図解を使って解説しています。

ポイント

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目次

パッシブチェック

 パッシブチェックは「ZabbixサーバからZabbixエージェントに対して監視結果を取りに行く」監視方法になります。

パッシブチェックは監視対象機器(Zabbixエージェント)の10050番ポートに対して何の監視をしたいかのリクエストを送ります。

 Zabbixエージェントはリクエストに対して要求された監視結果をZabbixサーバへ通知します。

パッシブチェックの通信ポートを変えるには?

監視対象機器側での設定変更が必要になります。

C:\Program Files\Zabbix Agent(初期値)フォルダにある

「zabbix_agentd.conf」の #ListenPort=10050 を変更します。

例えば、10052に変更する場合は

ListenPort=10052

と変更し、Zabbix Agentサービスを再起動(またはOSの再起動)を行えばOKです。

アクティブチェック

 アクティブチェックは「ZabbixエージェントからZabbixサーバーに対して監視結果を送付する」監視方法になります。

 アクティブチェックでは、まず何の監視すればよいかのリクエストをZabbix エージェントからZabbixサーバーに対して行います。

 このリクエストは、Zabbixエージェントの設定値(初期値)によって決まっていて初期値2分間隔でリクエストを送ります。

 つまり、Zabbixサーバー側で監視設定を行ってもすぐには反映されません。

 次にZabbixエージェントは受けとった監視内容にもとづいて監視を行います。

アクティブチェックの通信ポートを変えるには?

Zabbixサーバー側での設定変更が必要になります。

/etc/zabbix/zabbix_server.confの『#ListenPort=10051』を変更します。

例えば、10054に変更する場合は

ListenPort=10054

と変更し、Zabbix Serverのサービスを再起動(またはOSの再起動)を行えばOKです。

10050のポート番号は何ですか?

Zabbixでは、ネットワーク上のデバイスやサーバーの監視を行うために、パッシブチェックとアクティブチェックという2つの方法があります。パッシブチェックは、監視対象のデバイスがZabbixサーバーにデータを送信する方式であり、アクティブチェックは、Zabbixサーバーが監視対象のデバイスにアクセスしてデータを取得する方式です。

Zabbixでは、パッシブチェックには10050番ポートを使用します。このポート番号は、Zabbixサーバーが監視対象のデバイスからのデータを受け取るために開放されています。パッシブチェックでは、デバイスが定期的にデータを送信するため、Zabbixサーバーは常にこのポートを監視しています。

一方、アクティブチェックには10051番ポートを使用します。このポート番号は、Zabbixサーバーが監視対象のデバイスにアクセスしてデータを取得するために使用されます。アクティブチェックでは、Zabbixサーバーが定期的にデバイスにアクセスし、データを取得するため、デバイス側ではこのポートを開放しておく必要があります。

Zabbixのパッシブチェックとアクティブチェックの違いについて理解するためには、10050番ポートと10051番ポートの役割を把握しておくことが重要です。

Zabbixでログ監視をするときのポート番号は?

Zabbixは、サーバーやネットワークの監視に使用されるオープンソースのモニタリングツールです。ログ監視は、重要な情報を収集し、問題の早期発見やトラブルシューティングに役立ちます。

Zabbixでは、ログ監視をするためにパッシブチェックとアクティブチェックという2つの方法が用意されています。パッシブチェックは、Zabbixサーバーが監視対象のサーバーに接続し、ログファイルを収集する方法です。一方、アクティブチェックは、監視対象のサーバーがZabbixサーバーにアクティブにログを送信する方法です。

ログ監視をする際には、ポート番号を設定する必要があります。パッシブチェックでは、監視対象のサーバーのポート番号を指定します。一般的には、TCPポート10050番が使用されますが、設定によっては変更することも可能です。

一方、アクティブチェックでは、Zabbixサーバーが監視対象のサーバーにアクティブにログを送信するため、通信が逆転しています。この場合、監視対象のサーバー側でポート番号を指定する必要があります。一般的には、TCPポート10051番が使用されますが、設定によっては変更することも可能です。

ログ監視をする際には、パッシブチェックとアクティブチェックのどちらを使用するか、ポート番号を適切に設定するかどうかが重要です。適切な設定を行うことで、正確なログ情報を収集し、効果的な監視を行うことができます。

ZabbixはどのOSに対応していますか?

Zabbixは、さまざまなオペレーティングシステム(OS)に対応しています。以下に、主な対応OSをご紹介します。

  • Linux: Zabbixは、一般的なLinuxディストリビューション(例:Ubuntu、CentOS、Debian)に対応しています。また、カーネルバージョンやアーキテクチャにも対応しています。
  • Windows: Zabbixは、Windowsオペレーティングシステムにも対応しています。Windows ServerやWindows な10ど、さまざまなバージョンのWindowsに導入することができます。
  • macOS: Zabbixは、macOSにも対応しています。MacBookやiMacなどのApple製品に導入することができます。
  • FreeBSD: Zabbixは、FreeBSDにも対応しています。FreeBSD 9.x以降のバージョンで使用することができます。
  • Solaris: Zabbixは、Solarisにも対応しています。Solaris 10以降のバージョンで利用することができます。
  • AIX: Zabbixは、IBMのAIXにも対応しています。AIX 6.1以降のバージョンで使用することができます。

なお、これらは主な対応OSの一部であり、他にもさまざまなOSに対応しています。具体的な対応OSについては、Zabbixの公式サイトやドキュメントをご確認ください。

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