UdemyでZabbixの講座を受けてきました
これまでZabbixについて業務上なんとなく触ってきたのですが、
誰かに教わるということが無く、本やらZabbixの公式サイトで調べながらやってきたので
Udemyで見つけたZabbixの講義を受講してみました。
受講した講座『Zabbix 5 Application and Network Monitoring』
すごく早く流れますが講座のサンプル動画を見ることができます。
キャンペーン中は24,000円が1,200円で受講可能ですので興味がある見ある方はぜひ受講してみてください!
Udemyホームページ残念ながら2020年8月時点でZabbixの日本語講座はないです。。。
私は英語ゼンゼンデキマセン
受講した感想(英語ができなくとも大丈夫!)
英語のヒアリングができない人の感想です。あしからず。。。
英語ができず、Zabbixの経験ゼロの人は受講することをお勧めしません。
ただ、英語ができなくとも、なんとなくでもZabbixを触ってきた人であれば受講する価値あり!!
講義は15分弱くらいの単元ごとに分かれていて全部で75単元になります。
解説(英語。。。)→実際の環境で手を動かして環境を構築を行っていき、
聞くだけなら全体で10時間。手を動かして受講する場合は15時間以上かかりました。
英語がわからない人でも映像見ていれば何をしているかはわかると思います。
映像内の環境ではUbuntu上で構築を進めていくのですが、CentOSで行った場合での説明資料も用意されているので、異なる環境で受講する場合も気になることは無かったです。(私はCentOSの環境で受講しました。)
受講前にCentOSやUbuntuの環境を2台(Zabbix ServerとProxy用)用意してから受講することをお勧めします。
理想を言えばネットワーク機器が用意されているとよいかもしれません。講義の中でSNMPの説明を行うのですが、Ciscoのスイッチを使って説明をしてたりします。
講義の内容(かゆいところに手が届く内容)
個人的な感想としてはかゆいところにも手が届く説明をしてくれているな
という感想です。
例えば、Zabbixのインストールでは必要なFirewallの設定(ただ無効にするだけではなく)やドメイン名で接続できる方法、SSLの構成方法の説明と実際にコマンドを打って環境の構築を行います。
アイテム、トリガーの基本的な設定についてはもちろん説明を行ってくれていますが、
Zabbixプロキシ、Zabbix Sender、外部スクリプトの説明なんかも行ってくれています。
その他で個人的にポイントが高かったのが、こちらになります。
- Zxabbixで監視するネットワーク機器側の設定例
- メール通知を行う際のメールサーバの構築例
- Slackへのメディアタイプの作成方法
- AWS SNSサービスを利用したアラート通知
(こう書いてみると通知の部分わかっていなかったことが多いな~)
Zabbix側の設定だけではなく、監視対象機器や通知時に設定するサーバーやサービスの設定例などの説明をしてくれています。
出版されている本だと、Zabbix側の設定方法はいろいろ書いてあるんですが、監視する機器の話だとか書かれてないんですよね。。。
受講終了後、終了証明書がもらえます。
受講しただけですが、こういうのがもられると嬉しいものですねw
Udemyは定価で個人で支払うには結構よいお値段がするのですが、結構な頻度で値引きサービスを行っているので興味がある方はぜひ受講してみてください!
おまけ(講義内で説明している内容)
- Zabbixリポジトリをダウンロードしてインストールする
- Zabbixサーバー、フロントエンド、エージェントをインストールする
- 初期データベースを作成する
- PHPフロントエンドを構成する
- サーバーおよびエージェントプロセスの開始する
- ログインしてZabbixサーバーのフロントエンドを構成する
- Zabbixサーバーのドメイン名を構成する
- Zabbixサーバーのフロントエンド用にSSLを構成する
- Zabbixサーバーと同じネットワーク上のUbuntuにZabbixエージェントをインストール
- ファイアウォールの背後にあるWindowsホストにZabbixエージェント(アクティブ)をインストール
- ファイアウォールの背後にあるWindowsホストでパッシブチェックを有効にする
- ファイアウォールの背後にあるMac OSXにZabbixエージェントをインストールする
- ファイアウォールの背後にあるVMにZabbixエージェントをインストールする
- Zabbixエージェントの自動登録
- Zabbixプロキシのインストールと設定
- ZabbixプロキシでZabbixエージェントを設定する
- Zabbixプロキシを使用するようにZabbixエージェントを再構成する
- リブート後にZabbixエージェントおよび/またはプロキシが自動的に起動することを確認する
- ZabbixエージェントのPSK暗号化を有効にする
- ZabbixプロキシのPSK暗号化を有効にする
- ホストアイテムの作成
- ホストトリガーの作成
- ホストグラフの作成
- 電子メールメディアタイプを使用して送信専用SMTPサーバーを作成する
- ホスト項目、トリガー、グラフをテンプレートに変換する
- 監視画面の説明
- テンプレート定義画面の表示
- ネットワークマップの作成
- Windowsイベントログの読み取り
- 正規表現によるアイテムの前処理
- JavaScriptによるアイテムの前処理
- PCI DSS Windowsテンプレートを作成するためのアイテムのクローン作成
- テンプレートのインポート
- Slackメディアタイプ
- テレグラムメディアタイプ
- AWS SNSを使用したSMSメディアタイプ
- マクロを使用したトリガーアラートメッセージのカスタマイズ
- OS Linuxテンプレート画面にディスク容量履歴を追加する
- プロトタイプのトリガーと範囲内でのトリガー
- アラートのフラッピングを最小限に抑えるためにトリガー「OKイベント生成」を構成する
- Webシナリオを使用した分散HTTPエンドポイントの監視
- HTTPエージェントによるJSON APIモニタリング
- Zabbixエージェントを使用してリモートWindowsホストでBatファイルを実行する
- Zabbixエージェントを使用してリモートLinuxホストでPythonスクリプトを実行する
- Zabbix Getコマンドの使用
- カスタムスクリプトとsystem.runを使用してWebサイトのSSL証明書の有効期限を確認する
- ログファイルの監視-NginxプロキシHTTPステータスコード
- 依存アイテム
- 管理スクリプト
- 管理スクリプトによるDockerコマンドの実行
- UserParameters
- Powershellスクリプトを実行してWindowsアップデートをチェックする
- 計算されたアイテム
- LLDの計算アイテム
- Zabbix SenderとTrapper-イントロと例1-Cron
- Zabbix SenderとTrapper-例2-PythonとScreen
- MySQLデータベース監視のセットアップ
- Grafana Zabbixプラグイン
- ZabbixでSNMPホストをセットアップする
- OIDを使用したSNMPホストのクエリ
- MIBを使用したSNMPホストのクエリ
- LLDディスカバリルールとアクションを設定してSNMPデバイスを自動構成する
- CISCO SNMP対応ネットワークスイッチを追加する
- SNMPトラップのセットアップ
- SNMPトラップのトリガー
- MIBをZabbixテンプレートに変換する
- Prometheus Node Exporterの紹介とインストール
- Prometheusノードエクスポーターの手動ホスト構成
- LLDディスカバリーとアクションをセットアップしてPrometheusノードエクスポーターを自動構成する
- Zabbix APIの紹介と例
- Zabbix APIテストツール
- Zabbix API Pythonの例
- Zabbix APIユーザー権限
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