お疲れ様です。satimoです。
仕事の関係でインフラ系の構成図を書くことが結構多くあってその中でも一番愛用しているCacooの紹介記事になります。
この記事は、
- 初心者の方でも手軽に図を作成したい
- 情報を視覚的に共有したい
という方に向けて、Cacooの基本的な使い方と活用術を分かりやすく説明しています。
Cacooは、オンライン上で手軽に図やマインドマップを作成できるクラウドサービスで、個人だけでなく、チームでの情報共有にも使えるツールになりますので興味がある方は是非無料登録してCacooを試して見てください。
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Cacooの概要と背景
Cacooとは?
Cacooを一言で言ってしまうと、インターネット経由で利用できるオンラインの図作成ツールになります。
このツールの特徴は、
- リアルタイムでの情報共有
- 直感的な図の作成
- 視覚的に整理されたダッシュボード
などが挙げられます。
↑で書いた特徴については次の『Cacooの基本的な特徴』で説明していきます。
また、無料版も提供しており試しにつかってみたい!という人にもおすすめです。
Cacoo無料版(フリープラン)の概要
Cacoo無料版は、基本的な図作成機能を無償で利用できます。
具体的には、シート数無制限で図の作成が可能、そしてリンク1つで簡単に共有できるという特徴があります。
ただし、いくつかの高度な機能は有料プランでしか利用できません。
Cacooの基本的な特徴
リアルタイムで情報の共有ができる
Cacooの特徴の1つ目はリアルタイムで情報を共有できることです。
Cacooはインターネットにつながる環境であればどこでも使うことができるため、チームでのプロジェクト等、複数人で使うときに、アイデアをすぐに共有、遠隔地にいるメンバーとのコミュニケーションを円滑に行いたいときに非常に便利です。
簡単に構成図の作成ができる
Cacooでは、ドラッグ&ドロップ操作だけで図を作成できます。
これにより、専門的な知識がなくても、思いついたアイデアをすぐに視覚的な形で表現することが可能です。
下はCacooで書いたAWSのアーキテクト図になります。
このような構成図が簡単・きれいに書くことができます。

見やすいダッシュボード
Cacooのダッシュボードは、視覚的に整理されており、作成した図やプロジェクトの管理が一目で分かるようになっています。

ファイルの保存・エクスポート・共有
作成した図は、Cacoo内部で保存できます。
また、他のサービスやアプリケーションとの連携が可能な形式でエクスポートしたり、URLを通じて他人と共有したりすることができます。
- PNG:これは一般的な画像フォーマットで、ほとんどのデバイスやアプリケーションで開くことができます。画質は非常に高いですが、一度作成したら要素の一部を編集することはできません。
- JPEG:これも一般的な画像フォーマットです。PNGと比較すると画質はやや劣るものの、ファイルサイズは小さいです。また、この形式でも要素の一部を編集することはできません。
- SVG:これはベクターベースの画像フォーマットで、大きさを変えても画質が劣化しない特徴があります。また、ベクター画像なので、一部のグラフィックソフトウェアでは要素の一部を編集することができます。
- PDF:これは汎用的なドキュメントフォーマットで、図や文字だけでなく、レイアウト情報も含めて保存することができます。ほとんどのデバイスやアプリケーションで開くことができます。
これらの形式でエクスポートすることで、他のアプリケーションやツールでCacooで作成したダイアグラムを利用することが可能になります。
Cacooストアを利用する

Cacooストアでは、図作成に役立つステンシル(予め用意された図形など)やテンプレートを取得することができます。これにより、より効率的に、また専門的な図作成が可能になります。
Cacooの個人利用:フリープランを試してみた
登録するまでの手順をこちらの記事で画像付きで説明しています。
見ていただけると幸いです。

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ユーザ登録:手順と注意点
Cacooの利用を始めるには、まずユーザ登録が必要です。
ユーザ登録はCacooの公式サイトから行うことができ、必要な情報を入力するだけで簡単にアカウントを作成することが可能です。
プロジェクトの作成と作業画面の使い方:画面の説明と操作方法
Cacooのプロジェクト作成や作業画面の操作方法は直感的で、初めての方でも容易に理解できます。
ざっくりですが以下に具体的な手順を詳しく説明します。
プロジェクトの作成
- Cacooにログインしたら、ダッシュボード上に表示される「新規ダイアグラム作成」ボタンをクリックします。
- 新規ダイアグラム作成画面が表示されるので、ここでテンプレートを選択するか、または「空のダイアグラム」を選択して独自のダイアグラムを作成します。
- ダイアグラムの名前を入力し、「作成」ボタンをクリックすると、新しいプロジェクトが作成され、ダイアグラム編集画面に遷移します。
作業画面の使い方
ダイアグラム編集画面は左側のツールパレット、中央の作業領域、右側の詳細設定エリアの3つで構成されます。
- 左側のツールパレット:基本的な図形や線、テキストボックスなど、ダイアグラム作成に必要な各種ツールが一覧表示されています。ツールパレットから好きなツールを選択し、作業領域にドラッグ&ドロップすることでダイアグラムを作成します。
- 中央の作業領域:ここがダイアグラムを作成する主要なスペースです。左側のツールパレットから選んだツールをこの作業領域で自由に操作することができます。
- 右側の詳細設定エリア:選択した図形やテキストボックスの色、サイズ、フォントなど、詳細な設定を行うことができます。各要素を選択した状態で設定を変更すると、リアルタイムで作業領域の要素に反映されます。
Cacooでは、これらの画面構成と操作法を理解することで、自由にダイアグラムを作成し、自分のアイデアを視覚的に表現することができます。初めての方でも、いつでもCacooのヘルプページやオンラインチュートリアルを参照することで、スムーズに操作を覚えることができます。
ステンシル(予め用意された図形など)にAWSアイコンを追加:ステンシルの活用方法

Cacooではステンシル(予め用意された図形など)を活用することで、特定のサービスやツールを表現するアイコンを簡単に図に追加できます。
例えばAWSの各種サービスを表現するアイコンは、AWSステンシルを利用して簡単に図に追加できます。
具体的な編集画面の使い方
図の作成や編集は、Cacooの編集画面で行います。
ステンシルを選択し、図の上でドラッグ&ドロップするだけで簡単に配置でき、配置したステンシルは自由にサイズ変更や回転などの編集が可能です。
Cacooのプランと特徴
Cacooのプランと特徴の項目では、Cacooのプランとその特徴について詳しく解説します。
Cacooには無料版の他にも、プロプランやチームプランなど、各ユーザーのニーズに合わせた様々なプランが存在します。
プロプランの特徴と価格
プロプランでは、フリープランでは制限されている高度な機能が利用可能になります。
例えばになりますがバージョン管理機能やAdobe Creative Cloudとの連携などが利用できます。
フリープランでは基本的な図作成機能が利用できますが、プロプランでは更に多くの機能が利用可能です。
フリープランでは制限されているバージョン管理機能やAdobe Creative Cloudとの連携などが可能です。
また、有料プランは月額制となっており、価格は公式サイトをご覧ください。
参考に2023年時点での料金と機能の比較表を載せておきます。
機能・サービス | フリープラン | プロプラン |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | $6(約600円) |
ダイアグラム作成数 | 6図 | 無制限 |
共有可能人数 | 3人まで | 無制限 |
リアルタイムでの同時編集 | 〇 | 〇 |
ダイアグラムのエクスポート | 〇 | 〇 |
バージョン履歴の表示 | × | 〇 |
レビューとコメント機能 | × | 〇 |
優先サポート | × | 〇 |
チームプランの特徴と価格
チームプランでは、複数人での共同編集が可能になります。これにより、リアルタイムでの情報共有がより効率的になります。
また、複数のプロジェクトを管理することも可能です。チームプランの価格は、公式サイトをご覧ください。
機能・サービス | チームプラン |
---|---|
月額料金 (1ユーザーあたり) | $5 |
ダイアグラム作成数 | 無制限 |
共有可能人数 | 無制限 |
リアルタイムでの同時編集 | 〇 |
ダイアグラムのエクスポート | 〇 |
バージョン履歴の表示 | 〇 |
レビューとコメント機能 | 〇 |
優先サポート | 〇 |
ユーザー管理機能 | 〇 |
チーム専用のライブラリ | 〇 |
チームプランではプロプランの全ての機能に加え、ユーザー管理機能やチーム専用のライブラリなど、チームでの作業をよりスムーズに進めるための追加機能が提供されています。これにより、チーム内での情報共有や作業効率の向上が期待できます。
フリープランとプロプランの比較:機能と価格の違い
フリープランでは基本的な図作成機能が利用できますが、プロプランでは更に多くの機能が利用可能です。
具体的には、フリープランでは制限されているバージョン管理機能やAdobe Creative Cloudとの連携などが可能です。
価格については、公式サイトをご覧ください。
Adobe Creative Cloudとの連携:利用方法とメリット

Adobe Creative CloudとCacooを連携させると、作成した図を直接PhotoshopやIllustratorなどのアプリケーションで編集することが可能になります。
次に具体的な利用方法とメリットについて詳しく説明します。
利用方法
まず、Cacooのダッシュボードにある「設定」メニューからAdobe Creative Cloudとの連携設定を行います。
そして、Adobe Creative Cloudのアカウント情報を入力して認証します。
これにより、Adobe Creative Cloud内の各種ツール(例:IllustratorやPhotoshop)で作成したデザイン素材をCacooのダイアグラムに直接取り込むことが可能になります。
メリット
Adobe Creative Cloudとの連携は、特にグラフィックデザイナーやデザインに関わる仕事をしている人にとって大きなメリットを提供します。
- 作業の一貫性:Adobe Creative Cloudで作成した素材を、Cacooでそのまま使用することが可能になるため、作業の一貫性が保たれ、色や形状などのデザインのニュアンスが失われることがありません。
- 効率的な作業:Cacooから直接Adobe Creative Cloudにアクセスできるため、作業フローがスムーズになります。これにより、別々のツールを行き来することなく、一連の作業を効率的に進めることができます。
- コラボレーションの強化:Cacooのリアルタイム共有機能とAdobe Creative Cloudの豊富なデザインツールが組み合わさることで、デザインチーム全体のコラボレーションが強化されます。
このように、CacooとAdobe Creative Cloudの連携は、デザイン作業の効率化とクオリティアップに大いに貢献します。
Cacooのバージョン管理機能の使い方
Cacooでは、「図のバージョン管理」機能を利用することで、ダイアグラムの編集履歴を簡単に確認し、古いバージョンに戻すことも可能です。
これにより、編集ミスや誤削除からも安心して作業を進められます。
バージョン管理機能の使い方
- ダイアグラムを開きます。作業画面の上部にあるツールバーの右端に「履歴」ボタンがありますので、これをクリックします。
- 「履歴」ボタンをクリックすると、図の編集履歴が時間と共に表示されます。ここでは、各バージョンにどのような変更が加えられたかの概要を確認することができます。
- 特定のバージョンを詳細に見たい場合、そのバージョンの右側にある「確認」ボタンをクリックします。これにより、そのバージョンのダイアグラムが表示され、どのような状態だったかを具体的に確認できます。
- 過去のバージョンに戻したい場合は、「確認」ボタンの代わりに、「復元」ボタンをクリックします。これにより、そのバージョンの状態にダイアグラムが戻ります。
- 必要な操作が終わったら、「閉じる」ボタンをクリックしてバージョン管理画面を閉じます。
このように、Cacooのバージョン管理機能は、ダイアグラムの変遷を追跡し、過去の状態に戻すことが可能なため、一度失った情報を取り戻すことが可能です。また、複数人で共同作業を行う際には、誰がどの部分を編集したかを明確に把握するのにも役立ちます。
Visioのファイルをインポート:手順と注意点
Cacooは、Microsoftの図面作成ツールであるVisioのファイルをインポートすることが可能です。
Visioで作成した図面をCacoo上で編集したり、共有したりすることができます。
以下に、Visioファイルのインポート手順と注意点を詳しく説明します。
Visioファイルのインポート手順
- まず、Cacooのダッシュボードを開きます。
- ダッシュボード上部にある「インポート」ボタンをクリックします。
- ポップアップメニューから「Visioファイル(.vsd, .vdx)」を選択します。
- 「ファイルを選択」ボタンをクリックし、インポートしたいVisioファイルを選択します。
- ファイルが選択されたら、「インポート」ボタンをクリックします。
Visioファイルのインポートに際する注意点
- Visioファイルの中に含まれる特定の形状や属性は、Cacooには対応していない可能性があるため、正確に表示されないことがあります。例えば、一部のカスタム形状や特殊な線種、グラデーションなどは、Cacooで正しく表示できない可能性があります。
- また、VisioファイルにマクロやVBAスクリプトが含まれている場合、これらはCacooでは動作しないことに注意してください。
- ファイルサイズが大きすぎる場合や、複雑すぎる図面はインポートに失敗することがあります。インポートがうまくいかない場合は、ファイルサイズを小さくするか、図面をシンプルにしてから再度試してみてください。
VisioとCacooは異なるツールであるため、完全な互換性を持つわけではありません。しかし、基本的な図形やオブジェクトの多くは正常にインポートされ、Cacooで編集や共有が可能となります。これにより、Visioを持っていない他のメンバーとも図面を共有することが可能となります。
Cacooを最大限に活用するために
Cacooは、オンライン上で手軽に図を作成したり、情報を視覚的に共有したいという方にとって非常に便利なツールです。
初心者でも簡単に利用することができ、基本的な機能は無料で利用できます。
また、プロプランやチームプランなどを利用すれば、更に高度な図作成や効率的な情報共有が可能になります。
是非、Cacooを使ってみて、情報の視覚化と共有をもっと便利に、効率的に行ってみてください。
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よくある質問:Cacooに関するQ&A
Cacooの利用にあたってよくある疑問や質問について、ここでいくつか解説します。
プランに関する質問
Q. フリープランから有料プランに移行すると、今まで作成した図は引き続き利用できますか?
A. はい、問題ありません。プランの変更によって、過去に作成した図の利用に制限はありません。
お支払・請求に関する質問
Q. 支払い方法は何が利用できますか?
A. クレジットカード(VISA, Mastercard, American Express)を利用して支払うことができます。
その他の質問
Q. パスワードを忘れてしまった場合、どうすれば良いですか?
A. ログイン画面にある「パスワードをお忘れの方」からパスワードのリセットを行うことができます。
無料版でも使えるCacooの便利機能
シート数無制限
フリープランでも、一つのプロジェクト内で利用できるシート数に制限はありません。
多くの図を作成することもできます。
リンク1つで簡単共有
Cacooでは、作成した図をURLリンクで簡単に共有できます。
リンクをクリックするだけで、図を閲覧できるので、メールやチャットで手軽に情報共有が可能です。
外部サービス連携:連携可能なサービスとそのメリット
Cacooは、Google DriveやDropboxなどの外部サービスと連携することができます。
これにより、作成した図を直接クラウドストレージに保存したり、クラウド上のファイルをCacooに取り込むことができます。
サイトへの図の埋め込み:方法と活用例
Cacooでは、作成した図をHTMLコードとして取得し、ウェブサイトに埋め込むことができます。
これにより、ブログ記事やウェブサイト内で直接、図を表示することが可能です。
プレゼンテーション機能:使い方と活用例

Cacooにはプレゼンテーション機能も搭載されています。
作成した図をそのままスライドとして使用し、オンラインでのプレゼンテーションに利用できます。
変更履歴の確認方法
Cacooでは、作成した図の変更履歴を確認することができます。
どの部分がいつ誰によって編集されたかを確認できます。
2段階認証の設定方法
セキュリティ向上のため、Cacooでは2段階認証の設定を行うことができます。
これにより、パスワードだけでなく、登録した端末からの認証も必要となり、アカウントの不正利用を防ぐことができます。
Cacooを使う上での動作環境
ここでは、Cacooのサービス環境について解説します。
Cacooの動作環境:対応OSやブラウザなど
CacooはWebブラウザを通じて利用しますので、一般的なオペレーティングシステム(Windows、macOS、Linux)ならば利用可能です。
対応ブラウザはGoogle Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edgeなど、主要なものが対応しています。
デスクトップアプリやモバイルアプリについて:使い方とメリット
Cacooは基本的にはWebブラウザから利用しますが、デスクトップアプリやモバイルアプリも提供されています。
これにより、オフライン環境でも作業を進めることができ、またスマートフォンやタブレットからでもアクセス可能となります。
障害対策としてのデータの保護・保管について:安全性について
Cacooでは、ユーザーが作成したデータの安全性を非常に重視しています。
データは複数の場所にバックアップされ、万が一のシステム障害が発生した場合でも、データの喪失を防ぐ体制を整えています。
インストールして使うオンプレミスバージョンについて:概要と導入メリット
Cacooでは、企業の内部ネットワーク内で動作するオンプレミス版も提供されています。これにより、企業のセキュリティポリシーに合わせた運用が可能となります。
まとめ:Cacoo無料版を活用しよう!
本記事では、Cacooの基本的な機能から高度な機能、さらにはサービス環境まで、幅広く解説しました。これらの情報が、Cacooを始めて使う方、あるいは更に深く理解し活用したい方の参考になれば幸いです。
興味を持ったらCacoo無料版を使ってみよう!!
Cacooは無料版でも十分に高機能で、情報を視覚的に整理し共有するための強力なツールです。
更に高度な機能を利用するためには有料プランへの移行を検討することも可能ですが、まずは無料版を使ってCacooの可能性を試してみてください。
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