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インフラエンジニアという職種は何をやっているの?年収は?職種ごとに紹介

お疲れ様ですsatimoです。

最近プログラマーになろう的なYouTubeやブログをよく見かけますが、私がしている「インフラエンジニア」という職種の記事をあまり見かけない気がするので「インフラエンジニア」という職種の紹介記事を作ってみました。

インフラエンジニアに興味がある方や、インフラエンジニアを目指そうとしている方に有益な内容になっていますので是非ご覧ください。

目次

インフラエンジニアとは?

まず、一般的な「インフラ」の意味としては道路や、水道など生活に必要な基盤を指します、これをITの分野で当てはめると、

情報システムを稼働・運用するための土台となるコンピュータなどの機材や設備、それらを設置する施設、機器・施設間を結ぶ通信回線やネットワーク、ソフトウェア、データなどの総体を「ITインフラ」と呼び、これを単にインフラということがある。

引用元:e-Words:https://e-words.jp/

となり、ざっくり行ってしまうとパソコンを使う為の環境全般をIT業界では「ITインフラ」と呼んでいます。

インフラエンジニアはこのITインフラの環境を構築したり、インフラ環境が正常に稼働しているかを確認するエンジニアを指します。

では、具体的にメール使う為の環境を準備する際にどのようなインフラエンジニアが活躍するか見ていきたいと思います。

メールを使う為の環境構築
  • メールサーバーの構築・・・サーバーエンジニア
  • サーバーとクライアント(パソコン)をつなぐネットワークの構築・・・ネットワークエンジニア
  • インターネットへの接続させるためのネットワーク・・・ネットワークエンジニア
  • メールサーバが正常に稼働しているかの確認・・・運用保守エンジニア
  • 構築したネットワークが正常稼働しているかの確認・・・運用保守エンジニア

といった感じです。

サーバの構築には『サーバーエンジニア』、ネットワークの構築には『ネットワークエンジニア』、導入後安定稼働しているかの確認を行う『運用保守エンジニア』などです。

細かいことを言えば、『セキュリティエンジニアや、最近流行りのクラウド上に構築する際には『クラウドエンジニア』など一言にインフラエンジニアといっても様々な分野で活躍するエンジニアが存在しています。

では各エンジニアの仕事内容や求められるスキルなどについて見ていきたいと思います。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは構築するネットワークの構成を考え(設計)、ルーターやスイッチなどの機器のをセットアップを行いインフラ環境の基盤を構築していく業務を行っています。

設計時には利用者の要望を聞いてどれだけ止まらないネットワークを構築するか、事故が起こった際にどのようにバックアップに切り替えるか、どのような通り道を構築すれば効率よく接続できるかなどを考える必要があります。

構築時にはルータやスイッチなどのネットワーク機器のセットアップを行うことになるのですが、ルータ、スイッチは色々なメーカーから出ておりメーカーごとにコマンドが異なってくるため、セットアップする機器ごとのスキルが必要になってきます。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアは、名前の通りサーバーの設計・構築などサーバに関わる業務全般を担当します。

利用者の目的に応じて最適なサーバーの選定を行い、サーバーにOSやソフトウェアのインストールを行います。

地味に大変な業務としてサーバのサイジング(構築するサーバがどの程度のスペックが必要かを見積こと)があります。

例えばこのサーバはディスク容量はこのくらい、メモリはこれくらい、、、などです。

ここで間違うと余計な費用が掛かったり、逆に後からディスクやメモリを追加するなどの仕事が出てきてしまいます。

最近ではサーバー構築する際には仮想化することが多くなってきており、サーバーエンジニアとして仮想化は必須のスキルとなってきています。

また、物理的なサーバーを用意せず、後述するクラウド上にサーバーを構築することも多くなってきています。

運用・保守エンジニア(運用オペレータ) の仕事内容

運用・保守エンジニアの主な業務は、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアが構築した環境が正常に稼働しているかの監視や定例業務などを行うことになります。

ネットワークやサーバは基本24時間365日稼働しています。

その為、運用・保守エンジニアはチームで24時間体制で業務を行うことが多いです。

運用・保守エンジニアの仕事内容は、正常に動作しているかどうか運用・保守・管理することが役割となるため、システムに障害が発生した際に、障害の一時対応を行うこともあります。

その為、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアほどのスキルは求められることは少ないですが、基本的なITスキルを持っていることが必要になってきます。

クラウドエンジニア の仕事内容

クラウドエンジニアは、AWS(Amazon Web Services)、Azure、GCP(Google Cloud Platform)といったクラウドサービスを使ってクラウド上にサーバやネットワークを構築するエンジニアになります。

現在インフラエンジニアの中では最も需要があるエンジニアであり最も年収が高いエンジニア職と言えます。

クラウドエンジニアはAWSを例に説明するとAWSが提供するおよそ170個のサービスを使ってクラウド上に例えばメールサーバやファイルサーバなどを構築・既存環境とのネットワーク接続を行うことが業務になります。

今までであれば「メールサーバを構築する」となったらメールサーバを構築するのに必要なスペックを見積、サーバの調達を行って、OSをインストールしてようやくメールサーバの構築が始まります。

調達だけでも1か月弱かかるところがAWSを使うことで(冗談抜きで)10分もあればOSがインストールされたサーバを用意することができてしまったりします。

また、不要になったサーバを削除する、メモリが足りなかった場合はすぐに追加するなども簡単に行うことができるため非常に柔軟性が高いものになっています。

4つのインフラエンジニアの年収比較

転職を考える人であればインフラエンジニアの年収も気になると思うので、参考に今回紹介したインフラエンジニアの年収を調べた結果を書いていきます。

※フリーランスではなく正社員での年収になります。

今回調査につかったサイト

ここから求人が出ている会社の5件の平均が下記の通りになります。

年収比較

クラウドエンジニア・・・平均600万円

サーバーエンジニア・・・平均500万円

ネットワークエンジニア・・・平均450万円

運用・監視オペレータ・・・平均350万円 ~ 400万円

個人的には予想通りクラウドエンジニアの年収が最もよかったです。

ただ、つらい仕事程つまらないことは無いです。

インフラエンジニアに興味がある方は、上記で紹介したマイナビやレバテックに公開されている求人情報を見てみて、『これだったら頑張れれるかも』といったインフラエンジニアを見ていただければと思います。

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