「Codexを使ってみたいけれど、何から始めればいいか分からない」——この記事は、そんな方のための入門ガイドです。
Codexは、OpenAIが提供するAIエージェントです。2026年に入ってデスクトップアプリが登場し、エンジニアだけでなく非エンジニアにも一気に身近なツールになりました。とはいえ、利用形態が複数あったり、必要なプランが分かりにくかったりと、最初の一歩でつまずきやすいのも事実です。
この記事では、Codexとは何かという基本から、4つの利用形態の選び方、インストール手順、基本的な使い方、よくある質問までを順番に解説します。読み終えるころには、自分に合った形でCodexを使い始められるはずです。
なお、料金やプランの条件は更新が速い分野なので、実際に申し込む前に必ず公式の最新情報も確認してください。

Codexとは?何ができるAIなのか
Codexは、自然言語で指示するだけで、コードの生成・修正やファイルの操作、コマンドの実行までこなしてくれるAIエージェントです。ChatGPTアカウントでそのまま使えます。
ChatGPTとの違い
両者の違いは「答えるか、手を動かすか」です。
ChatGPTは、質問に答えたり、文章やコードの案を出してくれたりするツールです。一方Codexは、そこから一歩進んで、実際にファイルを読み、必要な変更を加え、テストやコマンドを実行しながら作業そのものを進めてくれます。
たとえば「このプログラムのログイン処理がうまく動かないので、原因を調べて直して」と頼むと、Codexは関連するファイルを確認し、問題箇所を特定して修正し、動作確認まで一連で進めてくれる、というイメージです。
Codexでできること
具体的には、次のようなことが得意です。
- 新しいプログラムや機能の実装
- 既存コードの調査・理解
- バグの原因調査と修正
- テストの作成・実行
- 面倒な定型作業の自動化
「単発でコードを書いてもらう」だけでなく、複数のファイルや作業の流れをまとめて任せられるのが、従来のAIツールとの大きな違いです。
非エンジニアでも使える
「コーディング」という名前から、プログラマー専用だと思われがちですが、そんなことはありません。むしろ非エンジニアにこそ役立つ場面が増えています。
たとえば「このExcelファイルを毎朝自動で集計して、要点だけ教えて」といった指示を、日本語でそのまま伝えるだけで対応してくれます。コードを一行も書かずに、これまでエンジニアに頼んでいた作業を自分でこなせるようになりつつあります。
Codexの4つの利用形態と選び方
Codexにはいくつかの入り口があり、同じChatGPTアカウントですべてつながります。
Web(ChatGPT)版
ブラウザのChatGPTから使う形です。インストール不要で、いちばん手軽に試せます。「まずどんなものか触ってみたい」という人に向いています。
デスクトップアプリ版
macOS版が2026年2月、Windows版が3月にリリースされた専用アプリです。複数の作業(エージェント)を同時に動かして並行して進められるのが特徴で、長時間の作業にも向いています。2026年4月には、外部アプリをCodexが直接操作する機能(Computer Use)にも対応しました。初心者がじっくり使うなら、この形がいちばん分かりやすいでしょう。
CLI版
ターミナル(コマンド入力の画面)から使う形です。自分のパソコン上のファイルを直接操作できるため、ローカルでの開発作業に強いのが特徴です。エンジニア向けですが、慣れると最も快適に使えます。
IDE拡張版
VS Codeなどの開発エディタに組み込んで使う形です。普段からエディタでコードを書いている人なら、作業の流れを止めずにCodexを呼び出せます。
初心者はどれを選ぶ?
迷ったら、次の基準で選んでください。
- とりあえず試したい → Web(ChatGPT)版
- 本格的に使いたい・非エンジニア → デスクトップアプリ版
- 普段からターミナルやエディタを使う → CLI版またはIDE拡張版
この記事では、初心者に向けてデスクトップアプリ版とCLI版の始め方を解説します。
Codexを使うのに必要なもの(料金・プラン)
Codexは単体で課金するのではなく、ChatGPTのサブスクリプションに含まれる形で提供されています。
無料プランでも期間限定で試せる場合がありますが、使える回数の制限が厳しく、本格的に使うには有料プランが現実的です。有料プランはおおまかに、月額20ドルのPlus、月額100ドルのProなどがあり、上位プランほど使える作業量が増えます。
なお、CLI版についてはOpenAIのAPIキーを使い、ChatGPTのサブスクリプションとは別に従量課金で利用する方法もあります。少額から試したい場合の選択肢です。
繰り返しになりますが、プランの料金や利用上限は変更が頻繁にあるため、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認してください。
Codexの始め方|インストールと初期設定
ここからは実際の導入手順です。
デスクトップアプリのインストール手順
- OpenAIの公式サイトから、自分の環境に合ったアプリ(macOS版またはWindows版)をダウンロードする
- ダウンロードしたアプリをインストールして起動する
- ChatGPTアカウントでサインインする
- 最初のスレッド(ChatGPTのチャットのような作業スペース)を作成する
Windows版は単体で動作するため、以前のように複雑な事前設定は不要になりました。
(※画像付きの詳しい手順は、別記事「【内部リンク予定:Codexのインストール方法を画像付きで解説】」にまとめる予定です。)
CLIのインストール手順
CLI版は、Node.js(バージョン18以上)が入っている環境で、次のコマンドでインストールできます。
npm install -g @openai/codex
macOSの場合は、Homebrewを使って次のようにインストールすることもできます。
brew install --cask codex
なお、Windowsでターミナルから使う場合は、WSL(Ubuntu)環境を用意するのが安定します。ターミナル操作に慣れていない場合は、先に紹介したデスクトップアプリ版のほうが簡単です。
ChatGPTアカウントでサインイン
インストール後、ターミナルで codex を実行すると、初回はサインインを求められます。codex login を実行するとブラウザが開き、ChatGPTアカウントでログインしてアクセスを許可すれば、認証は完了です。これで使い始められます。
Codexの基本的な使い方
指示(プロンプト)の出し方
基本は、やってほしいことを日本語で具体的に伝えるだけです。コツは「何を・どうしてほしいか」をはっきり書くこと。
たとえば「直して」より、「ログイン画面でエラーが出るので、原因を調べて、最小限の変更で直して、修正後にテストも実行して」のように具体的に伝えると、意図どおりに動いてくれやすくなります。
実際の操作の流れ
指示を出すと、Codexはまず関連するファイルや状況を確認し、何をどう変更するかを示しながら作業を進めます。変更を加える前に確認を挟む設定(承認モード)もあり、勝手に大きな変更をされないよう安全に進められます。ChatGPTと同じように、会話を重ねながら少しずつ目的に近づけていくイメージです。
うまく使うコツ
最初から完璧を求めないことが大切です。思った通りに動かないときは、指示の出し方を調整して何度かやり取りすればうまくいきます。Codexは「全部丸投げするAI」ではなく、人が方針を決めて、作業を任せるパートナーだと考えると、力を引き出しやすくなります。
Codexの活用例
イメージを持ってもらうために、活用例をいくつか挙げます。
- 散らかったデータファイルの整理・集計を自動化する
- 簡単なツールやWebページを作る
- 既存のプログラムのバグを調べて直す
- 毎回手作業でやっているルーティンを自動化する
- 自分用の業務効率化ツールを作る
エンジニアの開発作業はもちろん、非エンジニアの「面倒な作業を減らしたい」というニーズにも幅広く応えてくれます。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料で使えますか? 期間限定で無料プランから試せる場合がありますが、制限が厳しいため、本格的に使うなら有料プランが現実的です。最新の条件は公式で確認してください。
Q. Windowsでも使えますか? 使えます。2026年3月にデスクトップアプリのWindows版が登場し、特別な設定なしで導入できるようになりました。
Q. プログラミングの知識は必要ですか? 必須ではありません。日本語で指示するだけで使えるため、非エンジニアでも活用できます。ただし、作ったものの中身をある程度理解できると、より安全に使えます。
Q. 日本語で指示できますか? できます。日本語の自然な指示に対応しているので、英語が苦手でも問題ありません。
Q. Claude Codeとは何が違いますか? Claude CodeはAnthropicが提供する同種のAIコーディングエージェントで、Codexの代表的な競合です。どちらも高性能で、好みや用途で使い分ける人も増えています。
まとめ|まずは触ってみよう
Codexの始め方を整理します。
- Codexは「指示すれば作業を代行してくれる」AIエージェント
- 利用形態はWeb・デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張の4つ。初心者はアプリ版がおすすめ
- ChatGPTの有料プランが必要(条件は公式で要確認)
- 日本語で指示できて、非エンジニアでも使える
新しいツールは、解説を読むより一度触ってみるのがいちばんの近道です。まずは身近な作業を一つ、Codexにお願いしてみてください。
そして、Codexに慣れてきたら「これを使って副業や収入につなげられないか」と考える人も多いはずです。Codexを使った具体的な稼ぎ方は、別記事「【内部リンク予定:Codexで稼ぐには?副業のリアルと始め方ロードマップ】」で正直に解説しているので、あわせて読んでみてください。
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