スマホに「979から始まる電話番号」から着信があると、どこからの電話なのか気になりますよね。
見慣れない番号から突然電話が来ると、
- 海外からの電話なのか
- 日本国内の固定電話なのか
- 詐欺や迷惑電話ではないのか
- 折り返しても大丈夫なのか
と不安になる方は多いはずです。
結論から言うと、979から始まる電話番号は、番号の表示のされ方によって意味が変わります。
たとえば「+979」と表示されている場合、「+1 979」と表示されている場合、「0979」と表示されている場合では、それぞれ別の番号として考える必要があります。
特に注意したいのは、先頭に「+」が付いている国際電話です。心当たりのない海外番号に折り返すと、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
この記事では、979から始まる電話番号がどこからの着信なのか、+979・0979・+1 979の違い、詐欺の可能性、出てしまった時の対処法までわかりやすく解説します。

979から始まる電話番号はどこ?

979から始まる電話番号は、番号全体の形を見ないと正しく判断できません。
なぜなら、「979」という数字だけでは、国際電話、海外の市外局番、日本国内の市外局番の一部など、複数の可能性があるからです。
たとえば、スマホの着信履歴に次のような番号が残っていたとします。
| 表示例 | 考えられる番号の種類 |
|---|---|
| +979 から始まる番号 | 国際プレミアムレートサービスに関係する番号 |
| +1 979 から始まる番号 | アメリカ・テキサス州系の番号 |
| 0979 から始まる番号 | 日本国内の固定電話番号 |
| 097-9xx-xxxx | 市外局番097の番号の可能性 |
同じ「979」に見えても、先頭に「+」があるか、「0」があるか、「+1」があるかで意味が大きく変わります。
つまり、979から始まる電話番号を調べるときは、数字の一部だけを見るのではなく、番号全体を見ることが大切です。
979だけでは発信元を断定できない
979から始まる電話番号を見ただけで、「これは海外から」「これは詐欺」とすぐに決めつけることはできません。
理由は、電話番号には国番号、市外局番、サービス番号など、いくつもの種類があるためです。
たとえば、スマホの着信履歴に「9791234567」のような番号が残っていたとします。この場合、実際には「+1 979 123 4567」だったのか、「0979」から始まる国内番号だったのか、表示のされ方だけでは判断しにくいことがあります。
家族や知人から「979から始まる番号から電話が来たけど、海外?」と聞かれた場合でも、まず確認すべきなのは次の3つです。
- 番号の先頭に「+」が付いているか
- 「+1 979」のように表示されているか
- 「0979」のように0から始まっているか
この3つを見るだけで、かなり判断しやすくなります。
たとえば「0979」なら、日本国内の固定電話番号の可能性があります。一方で「+979」なら、通常の国内電話とは別物として注意したほうが安全です。
また、番号検索サイトや迷惑電話対策アプリで調べる人も多いですが、口コミだけで判断するのは少し危険です。番号は使い回されたり、表示が偽装されたりする場合もあります。
そのため、979から始まる電話番号が気になったときは、まず番号の形を確認し、それでも不明なら折り返さずに様子を見るのが無難です。
+979は国際プレミアムレートサービス
「+979」から始まる電話番号は、特定の国を表す一般的な国番号とは別に考えたほうがよい番号です。
+979は、国際プレミアムレートサービスに関係する番号として扱われます。簡単に言うと、国際的な有料サービス用の番号に関係するものです。
国際電気通信連合(ITU)の資料でも、+979は国際プレミアムレート番号(UIPRN)に使われる番号として説明されています。一般的な国番号のように「特定の国からの電話」と見るのではなく、国際サービス用の番号として区別して考えることが大切です。
参考:
ITU|Universal International Premium Rate Numbers
通常、国際電話では「+81」は日本、「+1」はアメリカやカナダなどの北米地域を表します。しかし、+979は「どこかの国」というより、国際的なサービス用の番号として見るのが自然です。
ここで注意したいのは、「+979だから必ず詐欺」とは言い切れない点です。ただし、一般の人が日常生活で+979からの電話を受ける機会は多くありません。
たとえば、海外サービスに登録した覚えがないのに「+979」から着信があった場合は、かなり慎重に見るべきです。
よくある不安として、
+979から不在着信があった。大事な連絡かもしれないから折り返したい
というケースがあります。
しかし、心当たりがないなら折り返しはおすすめできません。国際電話は国内通話と違い、通話料金の仕組みがわかりにくく、思わぬ料金につながるおそれがあるためです。
特に、数秒だけ鳴らして切る「ワン切り」のような着信だった場合は、相手が折り返しを狙っている可能性も考えられます。
+979の電話番号を見たときは、「どこの国だろう」と考えるよりも、「心当たりのない国際サービス系の番号かもしれない」と受け止めるほうが安全です。
+1 979はアメリカ・テキサス州の番号
「+1 979」から始まる電話番号は、アメリカ・テキサス州に関係する番号の可能性があります。
「+1」はアメリカ、カナダなどで使われる北米番号計画の国番号です。その後ろに続く「979」は、アメリカの市外局番のような役割を持ちます。
たとえば、次のような番号です。
+1 979 123 4567
この場合、「+1」が北米地域を示し、「979」がテキサス州の一部地域に割り当てられた番号として見られます。
テキサス州と聞いても、急に電話が来る理由が思い浮かばない方も多いでしょう。海外通販、海外の学校・企業、旅行予約、仕事上の連絡などに心当たりがある場合は、正当な電話の可能性もあります。
一方で、まったく心当たりがない場合は注意が必要です。
実際にありがちなケースとして、次のようなものがあります。
- 英語の自動音声が流れる
- 身に覚えのない支払いを求められる
- すぐに番号を押すよう案内される
- 個人情報を確認したいと言われる
- 不安をあおる内容で急がされる
このような電話は、たとえ実在する地域の番号に見えても安全とは限りません。電話番号の表示は、悪意のある相手が偽装する場合もあります。
つまり、+1 979だからといって「必ずアメリカの正しい相手」とは言えません。
海外に知人や取引先がいる場合は、メールや公式サイトなど別の手段で確認すると安心です。心当たりがないなら、折り返さない判断で問題ありません。
0979は日本国内の市外局番
「0979」から始まる電話番号は、日本国内の固定電話番号として使われる市外局番です。
0979は、主に大分県中津市、福岡県豊前市、福岡県築上郡の一部に関係する番号として見られます。
たとえば、次のような番号です。
0979-XX-XXXX
この場合は、+979のような国際電話ではありません。先頭に「0」が付いているため、日本国内の固定電話番号として考えるのが自然です。
たとえば、次のような相手からの電話である可能性があります。
- 地元の病院
- 市役所や公共施設
- 学校
- 会社や店舗
- 宅配・予約確認の連絡
- 親族や知人の固定電話
実際に、旅行先で宿を予約したあと、0979から始まる番号から確認の電話が来ることも考えられます。この場合、知らない番号だからといってすぐに詐欺と決めつける必要はありません。
ただし、国内の固定電話番号に見える場合でも、安心しきるのは早いです。
最近は、実在する会社名や公共機関名をかたって電話をかける手口もあります。相手が「料金が未納です」「今日中に支払わないと止まります」などと急がせてきた場合は、いったん電話を切りましょう。
そのうえで、相手が名乗った会社や役所の公式サイトに掲載されている電話番号へ、自分でかけ直して確認するのが安全です。
0979は国内の市外局番として見られますが、電話の内容まで正しいとは限りません。番号の地域と、相手の話している内容は分けて考えましょう。
097-9から始まる番号との違い
「0979」と「097-9から始まる番号」は、見た目が似ていますが、区切り方が違う場合があります。
たとえば、次の2つを比べてみてください。
0979-XX-XXXX
097-9XX-XXXX
どちらも「0979」に見える瞬間がありますが、電話番号としての区切り方は異なります。
「0979」は、4桁の市外局番として見られる番号です。一方、「097-9XX-XXXX」は、市外局番が「097」で、そのあとに市内局番の「9XX」が続いている形です。
この違いは、スマホの画面だけをぱっと見たときにはわかりにくいかもしれません。
たとえば、着信履歴でハイフンが表示されないと、
0979123456
のように見えることがあります。
この場合、「0979-12-3456」なのか、「097-912-3456」なのか、番号の区切りによって見方が変わります。
読者として大切なのは、「0979と見えたから必ず特定の地域」と早く決めつけないことです。番号検索や公式情報で確認すると、より正確に判断できます。
ただし、どちらの場合でも、先頭が「0」から始まるなら基本的には日本国内の固定電話番号として考えられます。
一方で、先頭が「+979」なら国内番号とは別物です。ここを混同しないようにしましょう。
979から始まる電話番号は詐欺の可能性がある?
979から始まる電話番号が詐欺かどうかは、番号だけでは断定できません。
しかし、心当たりのない国際電話や、自動音声で不安をあおる電話であれば、詐欺や迷惑電話の可能性を考えたほうが安全です。
特に注意したいのは、次のような表示です。
- +979から始まる番号
- +1 979から始まる番号
- 見慣れない海外番号
- 短時間だけ鳴って切れる番号
- 留守電に自動音声が残っている番号
もちろん、海外の知人や会社からの正当な連絡である場合もあります。
ただし、身に覚えがないなら、こちらから急いで折り返す必要はありません。電話詐欺では「急がせる」「不安にさせる」「考える時間を奪う」という流れがよく使われます。
979から始まる電話番号が気になったときほど、いったん落ち着いて確認することが大切です。
心当たりのない国際電話は注意
心当たりのない国際電話には、基本的に出ないほうが安全です。
国際電話のすべてが危険というわけではありません。しかし、警察庁も国際電話番号を使った特殊詐欺への注意を呼びかけています。
警察庁は、+1や+44などから始まる国際電話番号を利用した特殊詐欺被害が多発しているとして、心当たりのない国際電話番号からの着信を受けないための対策を呼びかけています。979から始まる電話番号でも、先頭に「+」が付いていて心当たりがない場合は、安易に出たり折り返したりしないほうが安全です。
たとえば、次のような状況は要注意です。
- 海外に知人や取引先がいない
- 海外サービスに登録した覚えがない
- 早朝や深夜に着信がある
- 数秒だけ鳴ってすぐ切れる
- 同じ番号から何度も着信がある
- 留守電が機械音声だけ
ある人が、夜中に「+」から始まる番号から着信を受けたとします。寝ぼけたまま折り返すと、相手が出ず、あとから通話料が気になって不安になる。こうしたケースは十分に考えられます。
979から始まる電話番号も同じです。
特に「+979」や「+1 979」のように、先頭に「+」が付いている場合は、日本国内の電話とは違います。心当たりがなければ、無理に出る必要はありません。
もし大切な連絡であれば、相手はメール、SMS、公式アプリ、再度の連絡など、別の方法で知らせてくる可能性があります。
知らない国際電話に対しては、「出ないと失礼かも」ではなく、「安全を確認してから対応する」と考えたほうが安心です。
自動音声や中国語の留守電は警戒
979から始まる電話番号から着信があり、自動音声や外国語の留守電が残っていた場合は警戒してください。
理由は、自動音声を使った詐欺電話が確認されているためです。
たとえば、次のような内容には注意が必要です。
- 「未納料金があります」
- 「あなたの電話が停止されます」
- 「荷物が届いています」
- 「警察に関係する重要な連絡です」
- 「詳細を聞くには1番を押してください」
- 中国語や英語で長い案内が流れる
こうした電話では、相手に直接つながる番号を押させたり、個人情報を聞き出したりすることがあります。
たとえば、留守電に「重要なお知らせです。詳しくは1を押してください」と残っていたとしましょう。あわてて操作してしまうと、相手につながり、名前や住所、生年月日、クレジットカード情報などを聞かれる可能性があります。
ここで覚えておきたいのは、本当に重要な手続きであれば、電話だけで個人情報や支払いを急がせるとは限らないという点です。
もちろん、正当な自動音声の案内も存在します。銀行、宅配、予約確認などで自動音声が使われることもあります。
ただし、心当たりがない場合は別です。番号をその場で信じるのではなく、公式サイトや契約書類に載っている電話番号から確認しましょう。
「知らない番号」「自動音声」「急がせる内容」の3つがそろったら、かなり慎重に対応してください。
NTTファイナンスなどを名乗る未納料金請求に注意
979から始まる電話番号に限らず、「NTTファイナンス」など有名企業を名乗る未納料金請求の電話には注意が必要です。
NTTファイナンスも公式サイトで、同社を名乗り、電話の自動音声やSMSで未納料金を請求する詐欺が発生しているとして注意を呼びかけています。電話で未納料金を告げられても、その場で支払いや個人情報の回答をせず、公式窓口や警察、消費生活センターなどに確認することが大切です。
参考:
NTTファイナンス|NTTファイナンスを名乗る架空料金請求詐欺にご注意ください!
よくある流れは、次のようなものです。
- 自動音声で「未納料金があります」と案内される
- 指示された番号を押すように言われる
- オペレーターにつながる
- 名前や生年月日を聞かれる
- 支払いを急がされる
- 電子マネーや振込を求められる
このような電話は、相手の会社名が有名であるほど不安になりやすいものです。
たとえば、「このままだと裁判になります」「今日中に払えば止められます」と言われると、冷静に考える前に行動してしまう人もいます。
しかし、そこで焦ってはいけません。
本当に未納料金があるかどうかは、自分が契約している会社の公式サイト、請求書、会員ページ、または正規の問い合わせ窓口で確認できます。着信した番号にそのまま折り返す必要はありません。
また、相手が「本人確認のため」と言っても、電話口で次の情報を伝えるのは危険です。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 銀行口座
- クレジットカード番号
- 暗証番号
- 認証コード
- マイナンバー
特に、SMSで届く認証コードは絶対に教えてはいけません。これは本人確認のカギのようなものです。
979から始まる電話番号から有名企業名を出された場合でも、相手が本物とは限りません。電話を切って、公式の窓口から確認する。この一手間が被害を防ぎます。
折り返し電話はしないほうが安全
心当たりのない979から始まる電話番号には、折り返し電話をしないほうが安全です。
特に、+979や+1 979のように「+」が付いている番号は、国際電話として扱われる可能性があります。国際電話は、国内通話より料金体系がわかりにくいことがあります。
一瞬だけ鳴って切れたから、用事があったのかも
そう思って折り返したくなる気持ちは自然です。ですが、詐欺や迷惑電話では、その気持ちを利用して折り返しを誘うことがあります。
たとえば、ワン切りのように短く鳴らして相手に不在着信を残す。気になった人が折り返す。すると、長い自動音声につながったり、通話を引き延ばされたりする。こうした流れも考えられます。
もちろん、折り返しただけで必ず被害に遭うわけではありません。
ただし、少なくとも次のような番号には折り返さない判断が無難です。
- 心当たりのない海外番号
- +979から始まる番号
- 不自然に短い着信
- 留守電の内容が不明
- 自動音声だけの案内
- ネット上で迷惑電話として報告が多い番号
大事な相手なら、再度連絡が来る可能性があります。仕事関係で不安な場合も、メールやチャット、公式サイトの問い合わせ先から確認できます。
「折り返す前に調べる」を習慣にすると、余計なトラブルを避けやすくなります。
出てしまった時の対処法
979から始まる電話番号に出てしまった場合でも、落ち着いて対応すれば大丈夫です。
まず、電話に出ただけで、すぐに個人情報が盗まれるわけではありません。重要なのは、そのあと何を話したか、何を操作したかです。
もし出てしまった場合は、次のように対応してください。
- 心当たりがなければすぐに切る
- 名前や住所を言わない
- 認証コードを教えない
- 指示された番号を押さない
- 支払いの話が出たら切る
- 不安なら家族や相談窓口に確認する
たとえば、相手が「本人確認のためにお名前をお願いします」と言ってきても、知らない相手に答える必要はありません。
「確認してから折り返します」と言って切れば十分です。相手が本物なら、こちらが公式窓口から確認しても問題ないはずです。
もし会話の中で個人情報を伝えてしまった場合は、伝えた内容によって対応が変わります。
- 氏名だけ伝えた
すぐ大きな被害につながるとは限りませんが、今後の不審電話に注意します。 - 住所や生年月日を伝えた
追加の詐欺連絡が来る可能性があるため、家族にも共有しましょう。 - クレジットカード番号を伝えた
カード会社へ連絡し、利用停止や再発行を相談してください。 - 認証コードを伝えた
利用中のサービスのパスワード変更、ログイン履歴の確認、サポートへの連絡が必要です。
「出てしまったから終わり」ではありません。早めに止めれば、被害を防げる場合があります。
979から始まる電話番号への対処法
979から始まる電話番号への対処法は、難しくありません。
基本は、知らない番号にはすぐ反応せず、番号の形を確認し、必要なら公式窓口から確認することです。
特に意識したいのは、次の流れです。
知らない番号から着信
↓
番号の先頭を確認
↓
+979・+1 979なら国際電話として慎重に判断
↓
0979なら国内固定電話の可能性を確認
↓
心当たりがなければ折り返さない
↓
不安なら相談窓口へ
この流れを知っておくだけで、あわてて折り返したり、電話口で情報を伝えたりするリスクを減らせます。
知らない番号には出ない
知らない979から始まる電話番号には、無理に出る必要はありません。
特に、スマホに「+979」や「+1 979」と表示されている場合は、国際電話の可能性があります。海外からの大切な連絡に心当たりがないなら、いったん出ずに確認しましょう。
「でも、仕事の電話だったら困る」と思う方もいるかもしれません。
その場合でも、まずは番号全体をメモし、会社の連絡先やメール履歴を確認するのがおすすめです。仕事関係の相手であれば、メールや別の連絡手段が残っていることも多いでしょう。
また、知らない番号に出ないことは失礼ではありません。
最近は、迷惑電話や詐欺電話の手口が巧妙になっています。自分や家族を守るために、見慣れない番号へ慎重になるのは自然なことです。
高齢の家族がいる場合は、次のように伝えておくと安心です。
知らない番号から電話が来たら、すぐに出なくていいよ。大事な用事ならまた連絡が来るから
この一言だけでも、被害防止につながります。
折り返さず番号を検索する
979から始まる電話番号が気になったら、まず折り返す前に番号を検索しましょう。
検索するときは、番号の一部だけでなく、できるだけ表示された番号全体を入れるのがポイントです。
たとえば、次のように検索します。
+979 電話番号
+1 979 電話番号
0979 電話番号
979から始まる電話番号
979 電話番号 詐欺
番号全体で検索すると、迷惑電話として報告されているか、会社や店舗の公式番号なのかが見つかる場合があります。
ただし、検索結果をそのまま信じすぎるのもよくありません。
口コミサイトには、個人の体験談が多く掲載されています。参考にはなりますが、必ず正確とは限りません。番号の持ち主が変わっている場合もありますし、悪意のある書き込みが混ざることもあります。
そのため、検索で確認したあとは、次の順番で判断すると安全です。
- 公式サイトに同じ番号が載っているか
- 自分に関係する相手か
- 留守電やSMSの内容に不自然な点はないか
- 支払いや個人情報を求められていないか
特に、会社名やサービス名を名乗っている場合は、検索結果の広告や口コミではなく、公式サイトの問い合わせ先を確認しましょう。
番号検索は便利ですが、最後は「公式情報で確認する」ことが大切です。
着信拒否・迷惑電話ブロックを使う
979から始まる電話番号から何度も着信がある場合は、着信拒否や迷惑電話ブロックを使いましょう。
スマホには、知らない番号や迷惑電話を減らすための機能があります。
たとえば、iPhoneやAndroidでは、着信履歴から番号を選んでブロックできる場合があります。携帯会社が提供している迷惑電話対策サービスを使う方法もあります。
また、固定電話の場合でも、国際電話の着信を受けにくくするための対策を利用できる場合があります。
特に、海外と電話をする予定がない家庭では、国際電話の着信を制限することで、詐欺電話のリスクを下げられる可能性があります。
たとえば、高齢の親の家に海外番号から何度も着信がある場合、本人だけで対応するのは不安です。そのようなときは、家族が一緒に設定を確認し、不要な国際電話を受けにくくする対策を考えましょう。
ただし、海外に家族や取引先がいる方は、すべての国際電話を止めると必要な連絡まで受けられなくなることがあります。
そのため、設定する前に次の点を確認してください。
- 海外の家族や知人と電話する予定があるか
- 海外サービスから電話認証を受けることがあるか
- 仕事で国際電話を使うか
- 固定電話とスマホのどちらに対策が必要か
迷惑電話対策は、生活スタイルに合わせて使うのがポイントです。
個人情報や認証コードを伝えない
979から始まる電話番号からの電話で、個人情報や認証コードを聞かれても伝えてはいけません。
これは非常に重要です。
詐欺電話では、相手が本物らしく見せるために、有名企業や公共機関を名乗ることがあります。声の調子も丁寧で、最初は怪しく感じないこともあります。
しかし、次のような情報を電話口で求められた場合は危険です。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 銀行口座
- クレジットカード番号
- 暗証番号
- SMSに届いた認証コード
- マイナンバー
特に、SMSやアプリに届く認証コードは絶対に教えないでください。
認証コードは、サービスにログインしたり、支払いを承認したりするときに使われる大切な番号です。これを相手に伝えると、本人になりすまして操作されるおそれがあります。
たとえば、相手が「確認のためにスマホに届いた6桁の番号を教えてください」と言ってきた場合、その時点で電話を切ってください。
本物の会社であっても、認証コードを電話で聞く対応は基本的に不自然です。
「確認のため」と言われると答えたくなりますが、そこで一度止まることが大切です。
不安な場合は、こう返しましょう。
一度確認して、公式窓口に連絡します。
この言い方なら、相手が本物でも問題ありません。逆に、相手が強く引き止めたり、怒ったり、急がせたりする場合は、かなり怪しいと考えてよいでしょう。
不安な場合は188・#9110に相談する
979から始まる電話番号について不安が残る場合は、一人で判断せず相談しましょう。
相談先として覚えておきたいのが、「188」と「#9110」です。
「188」は、消費者ホットラインです。商品やサービス、請求トラブル、不審な電話など、消費生活に関する相談につながります。
「#9110」は、警察相談専用電話です。緊急の事件ではないけれど、詐欺かもしれない、不審な電話で不安、という場合に相談できます。
国民生活センターも、海外からの知らない国際電話が増えているとして、迷惑な国際電話は無視し、ブロックも有効だと注意喚起しています。不安を感じた場合や、個人情報を伝えてしまった場合は、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談するよう案内されています。
参考:
国民生活センター|海外からの知らない国際電話が増えています!迷惑な国際電話は無視しましょう ブロックも有効です
たとえば、次のような場合は相談を考えてください。
- 相手に個人情報を伝えてしまった
- お金を払うよう言われた
- 電子マネーを買うよう指示された
- 何度も同じ番号からかかってくる
- 家族が電話の内容を信じかけている
- 詐欺かどうか自分では判断できない
相談するときは、次の情報をメモしておくと話がスムーズです。
- 着信があった日時
- 表示された電話番号
- 相手が名乗った名前や会社名
- 電話の内容
- 伝えてしまった情報
- 支払いをしたかどうか
- SMSや留守電の有無
「こんなことで相談していいのかな」と迷う必要はありません。
詐欺電話は、相手に考える時間を与えないようにしてきます。だからこそ、第三者に話すだけで冷静になれることがあります。
979から始まる電話番号が少しでも怪しいと感じたら、折り返す前に相談する。この判断が、被害を防ぐ一番の近道です。
まとめ
979から始まる電話番号は、表示のされ方によって意味が変わります。
「+979」は、国際プレミアムレートサービスに関係する番号として扱われます。「+1 979」は、アメリカ・テキサス州系の番号である可能性があります。一方、「0979」は日本国内の固定電話番号として使われる市外局番です。
そのため、「979」と見えただけで発信元を断定するのは危険です。
特に、先頭に「+」が付いている場合は国際電話として慎重に判断しましょう。心当たりがないなら、出ない、折り返さない、個人情報を伝えないことが大切です。
最後に、判断の目安をまとめます。
| 番号の表示 | 考え方 | 対応 |
|---|---|---|
| +979 | 国際プレミアムレートサービスに関係する番号 | 心当たりがなければ折り返さない |
| +1 979 | アメリカ・テキサス州系の番号 | 知人・仕事関係でなければ慎重に判断 |
| 0979 | 日本国内の固定電話番号 | 相手先を確認して対応 |
| 097-9xx | 市外局番097の番号の可能性 | 番号全体で確認 |
| 自動音声・未納請求 | 詐欺の可能性あり | すぐ切って公式窓口で確認 |
979から始まる電話番号に不安を感じたら、まず番号の形を確認してください。そして、少しでも怪しいと感じたら、折り返す前に調べる、相談する、着信拒否を使う。この流れを覚えておけば、落ち着いて対応できます。

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